橿原神宮前駅(かしはらじんぐうまええき)とは、奈良県橿原市にある近畿日本鉄道の駅である。
所在地は奈良県橿原市久米町618。1923年に開業。古都に相応しい三角形の屋根を持つ駅舎は、建築家村野藤吾が設計した。村野は近鉄本社の旧社屋も設計している。駅番号のF42は、大阪天王寺と奈良吉野を結ぶ南大阪線・吉野線の天王寺駅をF01として42番目の駅という意味である。京都・天理方面と接続する京都線・橿原線の駅番号B42は京都駅をB01として42番目の駅ということ。1番から7番ホームまであり、特急から普通まですべての電車が停車する。
駅中央出口から徒歩10分の位置に橿原神宮がある。『日本書紀』によれば橿原は日本建国の地とされ、九州の高千穂からはるばるやってきた神武天皇が畝傍山(うねびやま)のふもとに創建したのが橿原神宮である。近鉄としては特急や急行の停車駅にするのは当然のことで、境内は近鉄が運んだ観光客で賑わうことになる。橿原神宮本殿は国の重要指定文化財で、地元橿原市としては近鉄に期待するところは大きいだろう。
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最終更新:2025/12/13(土) 01:00
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