沼地の魔神王 単語


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ヌマチノマシンオウ

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沼地の魔神王とは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。

概要

2004年2月26日発売の「ファラオの遺産」で登場。テキストは以下の通り。

効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 500/守1100
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された
融合素材モンスター1体の代わりにできる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
(2):自分メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。

遊戯王カードWiki より引用

融合素材の代用にできる、いわゆる融合素材代用モンスターであり、さらにデッキから「融合」をサーチできる効果を持つ。「沼地の魔獣王」+「融合賢者」といえる能力。

融合素材を代用できるので、融合が中心のデッキでは大変重宝する存在。「サイバー・エンド・ドラゴン」などを除けば、ほとんどの融合デッキに入れられる。特にE・HEROデッキは多彩な融合パターンを持つため、状況に応じて融合先を選べ、相性は抜群。「究極竜騎士」などのフィールド、手札に素材をそろえにくい融合を狙うときにも助かる。

能力は低いため、戦闘での活躍は期待できないが、その低さから「サルベージ」、「リミット・リバース」、「クリッター」などで手札やフィールドに呼び寄せられるという大きな利点がある。

融合デッキでは採用率が高い有用なカードだが、効果が少々ややこしい。

  • 特定のカード名を指定していない融合素材の代わりにはできない。
    「おジャマ・ナイト」(「おジャマ」と名のついたモンスター×2)の融合には使用できない。
    「E・HERO ネオス・ナイト」(「E・HERO ネオス」+戦士族モンスター1体)の場合、戦士族モンスターの代わりにはできないが、「E・HERO ネオス」の代わりにはできる。
    もちろん、このカード自体が素材としての条件を満たしている場合は融合素材にできる。
  • デッキにあるとき、及び除外されているときは代用することはできない。
    「未来融合-フューチャー・フュージョン」で「E・HERO フレイム・ウィングマン」(「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」)を融合するときにこのカードを代わりにすることはできない。
    「平行世界融合」で「E・HERO フレイム・ウィングマン」を融合するときも、同様に代わりにはできない。
    上と同じく、素材としての条件を満たすなら融合素材にできる。
  • 融合召喚ではないコンタクト融合などには使用できない。
    テキストに書かれている「E・HERO ネオス」+「(ネオスペーシアン)」は融合素材の表記として扱うため、紛らわしいが、あくまで融合召喚にのみ使用できる効果である。
  • 「このモンスターの融合召喚は、上記のカードでしか行えない。」とあるモンスターの融合には使用できない。
    「サイバー・エンド・ドラゴン」、「ユーフォロイド・ファイター」などの素材の代わりにはできない。
    ただ、「融合呪印生物」たちの起動効果は融合召喚ではないため、問題無く使用可能。
    上と同じく、素材としての条件を満たすなら(ry
  • このカードを使用して融合された融合モンスターも、正規の手順で融合された扱いとなる。
    そのため、蘇生制限は満たした扱いとなる。
  • 「スキルドレイン」の効果が適用されている場合、フィールドの融合素材代用モンスターは代わりにできない。
    手札や墓地のものなら可能である。
    上と同じく、素材としての条件を(ry

このカードより先に登場した「沼地の魔獣王」というカードもある。登場時は融合デッキで活躍したが、向こうは素材の代用効果しか持っていない上に種族、属性で差をつけることもできないため、こちらの登場以降は採用率は減少している。このカードで足りない時の4枚目以降となるか。
獣と神だけあって、こちらのほうが使いやすさは高いが、実は攻撃力では負けている。そのため、真っ向勝負では神が獣に負けるという光景が見られる。

余談になるが、獣のほうは、登場当初は「他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。」というテキストが無く、そのため、代用モンスターだけでほとんど全ての融合モンスターが召喚できるという非常に凶悪なものであった。それが多くのデッキで悪用されたために、「~正規のものでなければならない。」というテキストが加えられた。
現在は全ての融合素材代用モンスターに「~正規のものでなければならない。」と書かれている。当然、それが無い旧テキストのカードもあるものとして扱う。

アニメ・ゲームにおいて

アニメでは絵的に盛り上がらないためか、融合素材代用モンスターが使用されることは長らく無かった。
「青眼の究極竜」に「沼地の魔神王」が乗っかる姿は、確かにどこか盛り上がりに欠ける。「青眼の究極竜」を出したと思ったら首が1つスライムだったというのも興ざめである。

しかし、そんな不文律を破ったのがミスターTである。さすが、自分で常識にとらわれないといっただけのことはある。
VS十代戦でこのカードを使用。フィールドにいた「メテオ・ドラゴン」と融合することで「メテオ・ブラック・ドラゴン」を融合召喚した。おそらくは「真紅眼の黒竜」が天上院吹雪のカードであり、ストーリーでも重要な意味を持つためにミスターTにこのカードを使わせたのだろう。姿などはかわらずそのままであったため、本来の融合素材を知らない視聴者は「なんでこんな気持ち悪いスライムのおっさんが融合素材なの?」と思ったのだろうか。
いまのところ、アニメで融合素材代用モンスターの効果を使用したのはこれが唯一である。

アニメDMでは融合素材代用効果を持つ「破壊神 ヴァサーゴ」を海馬が、「心眼の女神」を静香がそれぞれ使用している。前者は単に召喚されただけ、後者はデッキマスター能力(アニメ「乃亜編」のオリジナル要素)によって手札の魔法を1枚コストに「融合」なしで融合召喚可能という能力を発揮していたが、どちらも融合素材の代わりとしては使用されていない。

また、十代はVSユベル戦で融合素材と同名モンスターになる効果を持つ「E・HERO プリズマー」を使用しているが、こちらは素材モンスターに姿を変えているため、絵的な問題は解決している。

アニメでは影の薄い融合素材代用モンスターだが、ゲームでは十代たちがじゃんじゃん使用してくる。アニメでは我慢していた代用モンスターをゲームでたっぷりと使ってくるあたりに、十代の鬼畜っぷりが発揮されている。


ニコニコなどではこのモンスターを用いて融合召喚されたモンスターには「沼地」の名をつけて呼ばれることがある。素材の関係から「沼地の魔神王」で召喚することの多い「E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン」であれば「シャイニング・沼地マン」など。

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関連項目

  • 遊戯王OCG
  • 遊戯王OCGカードリスト
  • 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX
  • ミスターT
  • 遊戯王関連項目の一覧

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