激突!ルンガ沖夜戦とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」にて、2021年5月に開催中のイベントである。
作戦規模は中規模。しかし、5ステージにもかかわらずゲージの数や札の枚数は多く、実質的には大規模と言ってよい。
E-1は台湾方面、E-2以降はルンガ沖やラバウル方面がモチーフとなっている。
E-1からゲージ3本の海域となっている。さすがに最速撃破に必要なボスマス旗艦撃破回数は4回と、大抵の場合6回に設定されている普段よりも抑えめだが、それでもゲージ2本相当、E-2以降も5回は必要で普段の戦力ゲージ換算で延べ2.5本以上の消化が必要となる。また、札もE-1で1枚、E-2で2枚、E-3で3枚と6枚発生。前段作戦の札と同じ札がつく後段作戦の海域もある。
丙作戦以下なら意味のない要素だが、全海域乙以上での攻略を考えている提督には「札が多すぎて特攻持ちの艦娘に関係ない札をつけて苦労する状況になりたくない」と考え、後段作戦の情報が出るまで出撃見送りを決める策をとる提督も少なくなかった。その一方、E-1・E-2最終ゲージボスからのドロップが非常に魅力的だったため、早々と前段作戦の攻略を完了させて後段作戦出撃までにE-1・E-2で堀を進める提督もいた。
全体的に持ち込める航空戦力に対して空襲が激しく、選択作戦難易度次第では対空カットインだけでは解決にならないことも多い。そのためかつての捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)の後半で採用された、空襲の攻撃機体数を減らすために空襲地点に対して陸軍戦闘機4部隊を編成した基地航空隊部隊を飛ばす、いわゆるエアカバーも検討の余地がある。
全5海域 前段3海域 ドロップ・突破報酬艦
E-1突破報酬:桃(艦これ) E-2最奥ボスドロップ:伊203(艦これ)
E-3最奥ボスドロップ:巻波(艦これ) E-3突破報酬:ノーザンプトン(艦これ)
後段2海域 ドロップ・突破報酬艦
E-4ドロップ:涼波(艦これ) E-5ドロップ:宗谷(艦これ)
最終海域突破報酬:ホノルル(艦これ)
お札は9枚。歴代最高クラスの札枚数となる。特に前段作戦で6枚は驚異的。反撃!第二次SN作戦のような同じ札の制限が複数海域で適用されるようになっている。
出撃制限は「甲作戦」「乙作戦」に適用されるが、乙以下ではE-5の札はE-4まで札を無視して出撃可能で、甲作戦でもE-5クリア後は札の制限が解除される。
| 前段作戦 | 後段作戦 | 役割 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| E-1 (通常) |
E-2 (通常/連合) |
E-3 (通常/連合) |
E-4 (通常/連合) |
E-5 (通常/連合) |
||
| 第三十一戦隊 | ◯ | × | × | × | × | 水上・対地・ 対潜ボス |
| 第六艦隊 | × | ◯ | × | × | × | E2-1輸送 E2-3ボス 実質2部隊必要 |
| 第三艦隊 | × | ◯ | × | ◯ | × | E2-2ボス E4 |
| 二水戦 | × | × | ◯ | × | ◯ | E3-1輸送 E3-3ボス E5-3ボス |
| 第八艦隊 | × | × | ◯ | × | ◯ | E-3ギミック E5 |
| 連合艦隊 | × | × | ◯ | × | × | E3-2ボス |
| 遊撃部隊 | × | × | × | ◯ | × | E4-1ボス E4ギミック |
| 第二艦隊 | × | × | × | ◯ | ◯ | E4 E5 |
| 輸送部隊 | × | × | × | ◯ | × | E4-2輸送 E4ギミック |
通常艦隊での出撃となる。札は第三十一戦隊。ここのみの札なので出撃事故には注意。
E-1からいきなりトリプル戦力ゲージと中々のボリューム。
ボス自体はたいしたことがないが、通常艦隊、対地戦闘、対潜戦闘と種別がバラバラなのでゲージの数の相俟ってリアル時間に注意。
また海防艦に特効があるため、育っているようなら投入してもよい。
第1ゲージは高速統一の水雷艦隊で最短となり、道中は対潜と水雷の二戦のみ。
2戦目の水雷艦隊が少々面倒なので、警戒陣で抜けたいところ。
ボスは戦艦ル級改。乙以下ではグレードが下がるが、丁を除きいずれも2隻いるのでそこだけは注意。
ゲージ破壊後、新たに解放されるKマス到達で第2ゲージのボスマスが出現する。
第2ゲージは駆逐4を含む5隻以下で高速統一した水雷艦隊で最短。乙以下なら6隻でも良い。
とはいえ甲でも6隻にしても弱い水雷艦隊との戦闘が増えるだけなので、ボスマスで苦しむようなら増やしてもよい。
道中の空襲2回がかなり厳しいため、対空CI艦を用意しておきたい。
ボスは集積地棲姫II。……がこっちも2隻いる。いつものように砲台とPTもセットなので、S勝利を狙う場合は対策した方が良い。
集積地はいつものように対地装備が揃っていれば簡単に燃やせるが、意外と避けてくるのであまりに当たらないようなら最短を諦めたり決戦支援を出すのも手。
第3ゲージは軽量編成だと第2ゲージに逸れるため、その編成に水母か航戦を入れることになる。
道中は対潜と空襲のみ。対潜はほぼ問題ないが、空襲は鬼門。ヌ級改どころか破壊段階は空母棲姫まで混ざるというE-1とは思えない編成なので注意。
ボスはE-1では超久々となる潜水棲姫……改II。水雷艦隊との混成だが、水上艦はロ級後期型だけなので苦戦はないだろう。ただし甲では潜水棲姫がそれなりにしぶといため、対潜が充実してない場合は航空隊の派遣や決戦支援をしないと沼るケースもあるので注意。
共通報酬は桃。乙以上の水雷見張員はぜひとも入手しておきたいところ。ドロップは第2ゲージで春日丸が出るほか、第3ゲージはヒューストン、フレッチャー、第四号海防艦、神洲丸、迅鯨と言ったレア艦に加え、まるゆや伊47を含む潜水艦もドロップする。
第1ゲージに続いてトリプルゲージだが、空母の編成の有無で札が別になるので注意。
空母無しで第六艦隊、空母ありで第三艦隊の札がつく。
第三艦隊札はE-4の機動部隊でも使うが、余計な札はつけないに越したことはない。
第1ゲージは輸送ゲージ。水母1、軽巡1、駆逐4の高速統一で最短。道中2戦だが、ここでも初手の空襲から姫級が爆撃してくるため、対策は必至。2戦目の水雷艦隊は貧弱なので攻撃重視で撲滅するか警戒陣で抜ければよい。また水上艦隊の場合は電探がないとそれるため注意。なお潜水艦6隻での攻略も可能で、鬼門の空襲がスルー出来るので第3ゲージで潜水艦隊が必須なことを踏まえても一考の余地あり。時間はかかるが、資材消費も抑えられる。
ボスは重巡ネ級改。相変わらず堅いが随伴が貧弱な上に貫禄の制空値0なので、陸攻を集中すれば残り1隻で中大破している可能性が高いので、水上艦隊なら特効艦のカットインでとどめを刺してS勝利を狙うのもあり。特効艦がいない場合は夜戦以外で沈めるのは難しいが、そもそもA勝利でいいのでそこまでする必要性も薄い。
第2ゲージから戦力ゲージ。第三艦隊での出撃となる。通常艦隊でも攻略できるが、空襲3回が鬼門のため素直に連合艦隊で出撃した方がいいだろう。対潜が増えるがほとんど問題にならないため、道中安定とのトレードオフである。連合艦隊の場合は第1艦隊に空母3、正規空母2以下の高速統一で空襲3、対潜1、混成打撃部隊1の最短となる。空襲は言うまでもなく危険だが、混成打撃部隊もフラヌ2隻のほかに、随伴にいる新顔のリ級IIの命中率も厄介。しかも稀にヘ級改が混ざることもあるため通常艦隊の場合は警戒陣で抜けたい。
ボスは重巡棲姫。ここの重巡棲姫は青くない上、ここも単なる水雷艦隊のせいでいつものように制空値0なので航空支援や陸攻が刺さる。とはいえ連合艦隊なら陸攻すら不要だろう。通常艦隊での攻略する場合に派遣を検討する程度で、連合艦隊なら基地航空隊は空襲マスやPマスに派遣して道中の安定を図った方がよい。
第3ゲージは再び第六艦隊での出撃となる。ここも潜水艦隊で攻略可能……というか潜水艦隊以外での攻略が非現実的と言い換えた方がいい。伊19や伊26に高倍率特効、それ以外の潜水艦にも特効があるのでそれで攻略してくれと言っているようなものだったりする。道中は水雷2と空襲1。潜水艦隊ならほぼ問題ないが、たまにツ級やロ級の攻撃が当たるため道中支援を出すのもあり。また索敵が低すぎるとそれるのでそこも注意。ちなみに甲の場合は電探3と水偵1以上が目安。
ボスは空母棲姫。レイテ海にいた装甲が高いタイプだが、ここも陸攻派遣だけで1隻残して大破しているケースが大半なので、潜水艦に特効がある以上、カットインが発動すれば確実に沈むので問題ないだろう。
共通報酬の水雷司令部は絶対に入手したいところだが、代わりに乙以上限定のSOC Seagullはそこまで強くないので、E-3を甲でやる予定がないなら丁でクリアしてしまってもいいだろう。特に第3ゲージは潜水艦不足の場合は丁以外でクリアするのが面倒なので、手持ちの戦力と相談したい。
ドロップは第3ゲージで新規で伊203がドロップする他、伊26、日進、ヘレナ、サウスダコスタ、有明などが確認されている。
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最終更新:2025/12/13(土) 04:00
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