物質量とは、文字通り物質の量である。単位はmolで、これはSI基本単位のひとつである。
原子や分子など非常に小さいものは、個数を記述しようとすると、かなり大きな数になってしまう。そこで、ある一定の個数を1つの単位として捉え、その何倍かで個数を記述する。「個数」と言うと簡単そうに思えるかもしれないが、高校化学で最初にいきなり覚えさせられることもあってか、多くの高校生がこれに頭を抱えている。
1molは6022垓1407京6000兆0000億0000万0000個(= 6.02214076 × 1023個)の粒子数であると定義されている。この数字は「アボガドロ数」、この数字に単位「mol-1」をつけたものは「アボガドロ定数」と呼ばれる。
1つの物体が5分ごとに2つに増えるひみつ道具「バイバイン」を栗饅頭に振りかけた場合で例えると、1molを超えるのは6時間35分後となる。
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最終更新:2024/06/07(金) 06:00
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