王建民(ワン・チェンミン/おう・けんみん)とは、台湾出身のプロ野球選手(投手)。
メジャーリーグで輝かしい実績を挙げた初の台湾人選手。そのため台湾では英雄視されている。日本における野茂英雄的存在(ただし王は台湾プロ野球は経由していない)。
2000年にヤンキースとマイナー契約を交わし、2003年からAAAで台頭。2005年にメジャーデビューを果たすと、2006年には19勝を挙げリーグ最多勝、サイ・ヤング賞2位という輝かしい成績を残す。2007年にも再び19勝を挙げ、ヤンキースのエース、アジアのエースとも呼ばれるようになる。
しかし2008年以降は故障に悩まされることに。2009年は1勝6敗、防御率9.62と散々な成績のまま右肩手術によってシーズンを終え、フリーエージェントとなりワシントン・ナショナルズに移籍。
2010年はメジャー登板無しに終わる。2011年にメジャー復帰を果たしたが、2012年は防御率6点台と結果を残せずオフにFAとなった。
武器は最速で98マイル(150km/h超)を計測する高速シンカー(ツーシーム)。この球でゴロを打たせて取るピッチングが最大の持ち味で、奪三振率は非常に低い(2006年は218回で76奪三振。9回投げても3、4個しか三振を奪わない計算になる)。その代わりに被本塁打率も異様に低い。
WBCは第1回、第2回ともに故障によって代表入りを辞退していた。第3回で初めて代表入りし、B組初戦のオーストラリア戦に先発して6回無失点と好投し勝利投手になった。続く第2ラウンドでも初戦の日本戦に先発、後続が打たれて試合には敗れたが再び6回無失点の好投を見せた。
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最終更新:2025/12/13(土) 02:00
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