玲瓏館美沙夜とは (ミサヤガジョオウサマスギテイキルノガツライとは) [単語記事]

玲瓏館美沙夜とは「Fate/Prototype」の登場人物の一人である。　CV:斎藤千和

いつから私の概要は番犬以下の役立たずになったのかしら？

一人称：私（ワタクシ）
マスター階梯：第二位・智天使
魔術系統：ルーン魔術、黒魔術、降霊術全般。
魔術回路 / 質：A
魔術回路 / 量：B
魔術回路編成：異常（鏡像概念への偏りあり）

ランサーのマスター。沙条より格上の名門出身で沙条綾香のライバル。といっても綾香の事は彼女がマスターになるまで知らなかった様子。麗艶な顔貌と抜群のスタイルの持ち主で一見フィクション作品によくいる完璧美少女っぽいが、中身は美顔に反してドギッッッッツイ人となりのサディストで、ランサーにクレームをつける事が多い。だがそれがいい。プライドが高く傲岸不遜で残酷。しかしそれに相応な高い実力を有している。

また父親に「聖杯戦争のマスターとなり勝利しなければ死ぬ」という呪いがかけられている。（といってもこの呪いをかけたのは実は沙条愛歌で、父親は美沙夜の呪いを解こうとしたが愛歌に抹殺された模様。）その呪いによって落命した後は堕天状態の屍人となる。セイバー陣営との対戦ではセイバーを自分のサーヴァントになるよう、スカウトしようとするがセイバーにはあっさり拒否された。尚令呪は彼女の首の後ろに刻まれている。

自宅には使い魔である犬を沢山飼っている。「簡単に切り札を出しては優雅さに欠ける」という俗人からすれば、わけわかめな理由で館の一室にランサーのゲイ・ボルクを部屋ごと圧縮して封印している。（これは奈須きのこお気に入りの設定である。）ちなみにランサーからすれば美沙夜はかつての師スカサハと重なるらしく、ランサーは美沙夜を気に入っている。尚基本的に嗜虐的な性格だが下種ではない模様。

女王様気質、残虐非道、黒髪ロング等々萌え要素をこれでもかというぐらい取り入れた贅沢なキャラ。遠坂凛の母体になったキャラクターで、ポジションも凛に近く、赤色の服を着るなど凛との共通点もある。お嬢様だが「オホホホ」系ではないらしく『カーニバル・ファンタズム』3rd Seasonのラルケが制作した特典アニメでは、美沙夜の「残忍だが華やか」という特質を固守するため美沙夜がランサーに文句を言う場面の絵コンテで「下品に（下衆く）ならない様にお願いします」と書かれていた。