石田三成 単語


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石田三成とは、豊臣秀吉に仕えた戦国時代の武将である。

概要

元は近江で寺小姓をしていたが、羽柴秀吉にその才を見出されて配下となる。のちに豊臣政権が発足すると五奉行の一人に抜擢される。秀吉の九州征伐では二十万とされる兵士の輜重を大過なく運営するなど内政面の手腕に非常に長けていた。しかし根っからの官吏というわけではなく、賤ヶ岳や小牧・長久手の戦いなど槍働きもこなしている。秀吉在命中は豊臣政権の中央集権化と官僚制を目指して苦心したが、秀次の切腹や五大老制により失敗する。

秀吉没後、五大老筆頭の徳川家康と対立。雌雄を決するべく「関ヶ原の戦い」に臨むも、小早川秀秋など味方の裏切りによって敗れてしまい、京都六条河原で処刑された。しかし海道一の弓取り・関八州250万石の大大名・家康を相手に、たかが佐和山19万4000石の小大名が(裏切られたとはいえ)五分の戦力で包囲戦を仕掛けたことを考えると、武略面もそれなりにあったようだ。 ※忍城攻略の失敗については、「秀吉のごり押し」説がある

小説や漫画では官僚的で狭量な、頭でっかちの融通が利かない頑固な人物と描かれる事が多い。しかし最近は佞臣というよりは秀吉・豊臣家に(頑ななまでに)忠義を尽くす清廉潔白な人柄とされることが増えた。そもそも三成の悪評は晩年迷走した豊臣政権の汚れ仕事を一身に引き受けていたことが原因の一つであり、可哀想な面もある。近年は歴史家が資料などを集め、人物像の見直しなどが研究され非常に面白い。詳しくは新しい歴史系の本やWikipedia等を参照することをおすすめする。

エピソード

  • 秀吉が鷹狩りを終えてある寺に立ち寄った時、小坊主は最初温いお茶を一杯、次に少し熱いお茶を半分ほど、最後に熱々のお茶を少々出した。秀吉はこの気配りに感心してこの小坊主を配下に加えた。これが後の石田三成である。(ただしこの話は後の創作であるとされている)
  • 名将、大谷吉継が茶会に参加した際、他の参加者はライ病(ハンセン病)患者であった大谷が口を付けた茶碗の茶を飲むのを嫌がり飲む振りをしたが、三成は気にせず茶を飲んだ。大谷はこれに感激し関ヶ原では三成の為に身を粉にして働いた。
  • 処刑される寸前、柿を渡された三成は「柿は腹に悪い」と言って受け取らなかった。今から処刑される者が、と周りは嘲笑したが三成は大望を抱く者は最期までその身を大事にするものだと毅然と述べた。

ニコニコ動画における石田三成

戦国無双、他無双シリーズのプレイキャラクターとして人気が高いため、それらの作品に関する動画、MAD、手書きMADなどが多い。また同ゲームシリーズキャラクターの真田幸村、直江兼続とまとめて「義トリオ」と呼ばれており、彼らの出演する動画も多く作られている。

戦国大戦

「やっぱり、俺の助けが要るようだな!」

Ver2.0にて豊臣家で参戦。親友の大谷吉継と同じコスト・武力・統率・特技である。ただしこちらは槍足軽。
計略の「三杯の茶」は日輪計略。日輪無消費では味方の兵力を気持ち回復する程度だが、1消費で並の回復量になり、2消費で更に敵から受けた計略効果を消し、3消費大絢爛で更に兵力が上限突破して回復できるようになる。

とは言え、豊臣家は武力押しが出来るほど素武力が高くない(武力9以上が誰もいない)、妨害対策としてもそもそも最警戒の大谷に無力、1.5の柵持ち槍足軽だとしても他にいい選択肢がある等の理由により採用率はかなり低い。

戦国無双

シリーズ2作目「戦国無双2」から登場している。CV竹本英史。
秀吉子飼いの将で沈着冷静な天才。才に恵まれ判断も的確だが、言動に謙虚さが欠ける上に他者への接し方にも問題があり周囲から嫌われやすい。本人に悪気はない一方、自身のその傾向への自覚も持っており、その欠点に悩まされている。根は実直で忠義溢れる人物であり、三成をよく知る人物達との絆は厚い。

 武器は扇で、サブウェポンとして地雷のような爆発する罠を扱う。武器の性質上、扇を振り回す通常攻撃の範囲は広くないので、ビームを発射したり扇を周囲に飛ばすチャージ攻撃などで補うこととなる。
 爆発する罠はいまいち使い勝手が悪かったが、「2猛将伝」で追加されたチャージ5攻撃の自動的に設置されるようになったり、「戦国無双3」では敵が踏めば自動的に爆発するなどの改善を経て地雷のようなという表現がピッタリの技となった。「戦国無双4」以降は時間経過でも爆発するようになっている。
 一番の強化は「戦国無双3」からの追加された特殊技風のバリアであり、攻撃ボタンを押さなくてもある程度敵を蹴散らして横槍を防いだり、コンボを維持したりと三成の弱点をほぼカバーしたものとなっている。さすがに強すぎたのか、「戦国無双4」以降は一定の耐久力を持ち、耐久以上のダメージを受けると消えてしまう通常バリアに変更された。
 騎乗攻撃は攻撃範囲が見た目より大きめに設定されているらしく、どのナンバリング作品でもなかなか使いやすい。
 「戦国無双4」以降追加された神速アクションは、扇を投げるため範囲は広い一方、二撃目以降の移動距離が短かいうえ攻撃速度も遅く、他の武将のものと比較すると扱いづらさが目立つ。一部では鈍足アクションとも、あんまりだ

 初登場の「戦国無双2」では関ヶ原の戦いが物語のメインであることから、徳川家康と並んで主役級の扱いを受けている。そのため他のキャラクターよりもシナリオが1面多い。「義」をキーワードに直江兼続や真田幸村と友情を結び、家康と戦うこととなる(通称・義トリオ)。また右腕たる島左近との絆も強い。

 「戦国無双3」でも引き続き登場。加藤清正や福島正則との関係を中心に描かれた(通称・子飼いトリオ、三馬鹿)。

 「戦国無双4」では前作で割と淡泊だった義トリオとの絡みが再び強まり、子飼いトリオの関係も引き続き描かれている。主君・豊臣秀吉や腹心・島左近はもちろん、新たに今作でついに参戦となった大谷吉継との友情も描かれ、彼周りは大分充実している。

 ちなみに「3empires」発売の際に公式サイトで催された人気投票では幸村やガラシャを抜いて第一位をとっている。
続く「戦国無双4」での人気投票でも第一位を獲得し、二冠。
ついでにいうと、真三國無双シリーズとのクロスオーバー作品である「無双OROCHI2」の人気投票でも第一位。
筋金入りの人気を誇る無双武将である。

 なお、初代戦国無双では羽柴軍のモブでの登場のため特に目立たないが、仕合モードの関ヶ原を模したステージで総大将扱いになっていたりする。

関連動画



補足

「信長の野望」シリーズにおける石田三成の能力一覧。

軍事能力 内政能力
戦国群雄伝(S2) 戦闘 46 政治 89 魅力 67 野望 83
武将風雲録(S1) 戦闘 43 政治 93 魅力 68 野望 71 教養 75
覇王伝 采配 60 戦闘 39 智謀 25 政治 92 野望 71
天翔記 戦才 80(C) 智才 58(C) 政才 186(A) 魅力 60 野望 80
将星録 戦闘 36 智謀 29 政治 93
烈風伝 采配 40 戦闘 25 智謀 17 政治 94
嵐世記 采配 45 智謀 81 政治 89 野望 70
蒼天録 統率 40 知略 81 政治 88
天下創世 統率 40 知略 78 政治 80 教養 73
革新 統率 52 武勇 20 知略 85 政治 99
天道 統率 52 武勇 13 知略 85 政治 99

ちなみに、義理は非常に高い(ほぼ全ての作品で100)。

関連項目

  • 戦国時代の人物の一覧
  • 戦国無双
  • 戦国BASARA
  • 采配のゆくえ(石田三成が主人公のゲーム)
  • 義トリオ
  • 石田三成(戦国BASARA)
  • のぼうの城

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