箱根登山ケーブルカー

箱根登山ケーブルカーとは、小田急箱根（旧・箱根登山鉄道）が保有・運行するケーブルカーである。

概要

正式には「小田急箱根鋼索線」。神奈川県足柄下郡箱根町の強羅駅と早雲山駅を結ぶ。
開業が1921年12月(戦中戦後に休止期間あり)で、関東最古のケーブルカーである。

運賃は利用駅数に応じて決まっており、1駅90円、2駅170円、3駅250円、4駅340円、5駅430円となっている。このため北大阪急行が100円となった現在では実は日本一初乗りが安い鉄道路線なのだが、ケーブルカーという特殊性と鞍馬山鋼索鉄道^[1]のせいであまり知られていない。

早雲山駅にはケーブルカーでは大変珍しい昇降バー式ホーム柵(いわゆるホームドア)が設置されている。国内のケーブルカーでホームドアを設置しているのはここと黒部平駅(黒部ケーブルカー)のみ。

駅一覧

※ニコニコ大百科に記事のある駅名は太字。
全駅神奈川県足柄下郡箱根町に所在。

駅番号	駅名	■乗り換え路線　○駅周辺
OH57	強羅駅	■小田急箱根鉄道線 箱根湯本駅方面
OH58	公園下駅
OH59	公園上駅
OH60	中強羅駅
OH61	上強羅駅
OH62	早雲山駅	■箱根ロープウェイ 大涌谷駅方面

関連動画

関連項目

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• 箱根登山線
• 箱根ロープウェイ

脚注

1. *100円寄付すれば無料＝実質100円というややこしい制度になっている。このため「※ケーブルカーは除く」とされて純粋に安い当路線まで巻き込まれがち。