羅小黒戦記(ロシャオヘンセイキ)とは、中国の漫画・Webアニメ作品である。「Luō xiǎo hēi zhàn jì」の表記から「LXH」の略。
簡体字表記:「罗小黑战记」/ 繁体字:「羅小黑戰記」 英題:「The Legend of Hei」。
羅小黒戦記(原語では羅小黑戰記、簡体字だとさらに罗小黑战记という表記)は、2009年から漫画の連載が始まり、2011年3月17日に各種動画サイトで配信された。アニメ監督のMTJJ及び寒木春華スタジオが原作としたWebアニメ作品で、現在28話まで投稿されている。ネコの妖精・小黒が諦聴に襲われ重傷を負ったところ、羅小白に拾われ羅小黒と名付けられ、祖父の田舎に帰省した羅小白といとこの阿根、羅小黒の周りで奇妙な出来事が起きていく、というデフォルメ調のコメディタッチの作品。
400年前の話を描いた番外編漫画である「蓝溪镇(ランケイチン)」は、2020年6月から月3回(月8日、18日、28日の予定)で更新されており、最新話3話はビリビリ漫画にて有料先行配信されている。どちらもbilibili漫画、Weiboで連載されている。
2019年9月7日に本編の4年前を描いた劇場版が公開。こちらは本編と一転してリアル調。『羅小黒戦記/The Legend of Hei』のタイトルでローカライズされて日本でも順次上映されてきている。日本語字幕は一度ブラッシュアップされており、現在は旧版と新版の両方が上映されている。
2020年11月7日には日本語吹き替え版が『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』として公開。アニプレックス制作、チームジョイが共同配給。
本作が公開に至った経緯は、「日本でアニメを制作されているプロのアニメーターの方々が、映画館で『羅小黒戦記』を見て、口コミで広めてくださったんです。この方たちがTwitterやSNSでいろいろと発信してくれたことで、最初の波が生まれたました。」(ITメディア:インタビュー記事より)
アニプレックスの中山信宏は、この作品を初めて知ったのは、Twitter上のとあるクリエイターの方の投稿からで、そこからTwitter上でこの作品に対する熱量のある数多くの投稿を見ることが多くなったある日、社内のある人間から「すごい作品があるんです、是非見てください」と言われ、そこで自分でも作品を観て、正直に、「これは凄い作品だ」と思い、アニメーション製作に関わる者として、ある意味、嫉妬をするほど、そんな気持ちを超えて、この作品のファンになった者として、日本語版を作ることで、より多くの人にこの作品の面白さ、素晴らしさが伝えられるのではないかと思い、今回の企画が始動した。
Webアニメの4年前を描く前日譚であり、全3部作を予定をしている。(制作期間は3〜4年程掛かる予定)
本作中国ではbilibili動画で有料配信中。
2021年1月から1クール(12話)毎週更新予定となっている。
妖精はただの伝説ものだと思われるが、本当はこの世界に実在するものだ。妖精はすべてが怖くて悪いものではない。人間の格好をして人間社会に溶け込むものもいれば、山の奥に隠して暮らすものもいる。
猫の妖精羅小黒(ロシャオヘイ)は、森で楽しい日々を過ごしていたが、人類の開拓により、森を追われ、あちこちを放浪し、暮らせる場所を探す旅に立った。
旅の途中で妖精と人間の仲間たちと出会う。そこで出会ったのは、同類のフーシー(風息)と人類のムゲン(無限)。小黒(シャオヘイ)は二人と一緒に、信頼・理解・責任を学んでいき、ムゲン(無限)と深い師弟関係を築いた。
果たして小黒(シャオヘイ)は、安心して暮らせる所を見つけられるのだろうか?――『羅小黒戦記/The Legend of Hei』公式サイトより
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最終更新:2025/12/15(月) 00:00
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