超次元ゲイム ネプテューヌシリーズ 単語


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チョウジゲンゲイムネプテューヌシリーズ

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超次元ゲイム ネプテューヌシリーズとは、コンパイルハートより発表されているゲームシリーズ及びそのメディアミックスの総称。メイン原画及びキャラクターデザインはつなこ。

概要

現実のゲーム業界をモチーフにした『ゲイムギョウ界』と いう世界を舞台に、ゲームハードやゲームソフトメーカーを擬人化したキャラクターたちの愉快な冒険を描いたシリーズ。2010年に発売された『超次元ゲイム ネプテューヌ』(以下、無印)を皮切りに、約1年間隔で新作を制作・発売し続けており、全世界でシリーズ累計20万本近い売り上げを誇るコンパイルハートの主力タイトルである。また、つなこの代表作であり出世作。

シリーズの作品の大半はごく普通のコマンド入力式RPGだが、本シリーズ足らしめる最も特徴的な要素として、登場するキャラクターほとんどがゲームハードやゲームメーカーを擬人化したものであることが挙げられる。また、それだけでなく各キャラクターの名前や衣装、技の名前や説明、装備品、敵キャラの名前やグラフィック、地名、戦闘ボイスなど、ゲームを構成するありとあらゆる要素が古今東西の・アニメ・漫画のネタで構成されていることも大きな特徴。なお、一般にゲハをモチーフにした不謹慎なゲームと言われることが多いが、ゲハ要素は作中の少量を占めているだけにすぎないことに留意されたし。

作風は無印やmk2の一部分を除き、基本的に明るくおバカ。ネプテューヌを始めとするキャラクターたちも、見た目のかわいさとは裏腹にどこか一癖ある個性豊かな面々が揃っており、彼女たちのキャラクター性も魅力の一つ。また、キャラクターの一部(「守護女神」=ゲームハードを擬人化したキャラクター)は戦闘態勢への変身能力を持っており、所謂「変身ヒーロー(ヒロイン)もの」としての側面も強い。

近年はコンシューマー向けゲームだけでなく、携帯機での外伝作品やソーシャルゲーム、スマホアプリ、漫画やノベライズ、さらにはアニメ化など、非常に多岐に渡る展開がなされている。

シリーズの登場キャラクター

本項に記述のないキャラクターについては、各作品の個別記事を参照されたし。

守護女神たち

ネプテューヌ(CV:田中理恵) Neptune / パープルハート C.P.U. Purple Heart
『無印』・『V』の主人公。プラネテューヌの守護女神。愛称はねぷねぷ(Nep-nep)、ネプ子など。
いつも底抜けに明るくおバカなゲーム屈指のムードメーカーであり、本シリーズの象徴的存在。パープルハートに変身することができ、変身後はロリな外見からナイスバディのクールビューティーに変貌する。
いつも騒々しく、空気の読めない発言が多いが、誰にでも好かれる人物。
使用武器は日本刀、または西洋両手剣。癖の強い性格に似合わず主人公らしいバランスの取れた性能の持ち主。
作品の特性上明言はされていないが、セガハードの据え置き機の擬人化キャラと思われる(が、実在する明確なモデルは存在しないというのが通説)。詳しくは該当項目参照。
ノワール(CV:今井麻美) Noire / ブラックハート C.P.U. Black Heart
ラステイションの守護女神。名前はフランス語で「黒」の意味。
しっかり者の頑張り屋でいわゆるツンデレ。友達が少ないことを気にしており、それをネタにされることが多い。
作中内外で人気が高く、彼女を主人公にした外伝作品『超女神信仰 ノワール 激神ブラックハート』も発売されている。
使用武器は西洋片手剣。軽装故か他の女神に比べると行動順が早い傾向がある。
作品の特性上明言はされていないが、ソニーハードの据え置き機の擬人化キャラと思われる。詳しくは該当項目参照。
ベールさん(CV:佐藤利奈) Vert / グリーンハート C.P.U. Green Heart
リーンボックスの守護女神。名前はフランス語で「緑」の意味。
温厚で包容力豊かな女性。
四女神の中では誰よりもアダルティーな外見を誇り、変身前後を問わず巨乳。
その正体は大の廃人ゲーマーかつ腐女子。そのあまりのネタキャラ高貴さから、親しみを込めてさん付けで呼ばれることが多い。
使用武器は槍。このため他の女神に比べて攻撃の射程が長い傾向がある。
作品の特性上明言はされていないが、マイクロソフトハードの(据え置き機の)擬人化キャラと思われる。詳しくは該当項目参照。
ブラン(CV:阿澄佳奈) Blanc / ホワイトハート C.P.U. White Heart
ルウィーの守護女神。名前はフランス語で「白」の意味。
ネプテューヌと同年齢程度の外見をした少女。普段は口数が少ないが、根は非常に短気な性格。
一度キレると手が付けられなくなり、粗暴な口調となる。沸点も低く、特に胸の話題は厳禁。
ネプテューヌとは馬が合うらしく、『めがつう』では二人一緒に行動していることが多い。
使用武器はハンマー類。このためか、他の女神に比べると一撃が特に重い傾向がある。
作品の特性上明言はされていないが、任天堂ハードの据え置き機の擬人化キャラと思われる。詳しくは該当項目参照。
なお、「V」「Re;Birth1」ではステータス画面に表示される英語名がBlanecとなっているが、このスペルではブランと読めないため誤植と思われる。

女神候補生たち

『mk2』より登場。守護女神たちの妹に当たる。

ネプギア(CV:堀江由衣) Nepgear / パープルシスター Purple Sister
『mk2』の主人公。プラネテューヌの女神候補生。
奔放なネプテューヌとは対照的な、真面目な正統派ヒロイン性格の持ち主。体格もネプテューヌより良い(身長154cm。ネプテューヌは146cm)関係もあり、しばしば「こちらの方が姉らしい」と言われている。
清楚な容姿に似合わず、重度のメカオタクでもある。また若干ではあるが天然ボケの気もある。
使用武器はビームソード。
作品の特性上明言はされていないが、セガハードの携帯機の擬人化キャラであると思われる(が、姉同様実在する明確なモデルは存在しないというのが通説)。
ユニ(CV:喜多村英梨) Uni / ブラックシスター Black Sister
ラステイションの女神候補生。
勝気でプライドが高い一方で、さらに優秀な姉に対してコンプレックスを抱いている(ちなみにノワールがいわゆる隠れオタであることは知らない)。
使用武器はボウガン・重火器。某有名ロボットアニメのような効果音が出る技が多い。
作品の特性上明言はされていないが、ソニーハードの携帯機の擬人化キャラであると思われる。名前の由来はUMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)か。
ロム(CV:小倉唯) Rom / ホワイトシスター White Sister: ROM
ルウィーの女神候補生。
双子姉妹の姉に当たる。大人しく控えめ、というより人見知りをする性格。出会いの切っ掛けの関係もあり、ネプギアに特によく懐いている。
使用武器はスタイラスを模した杖。攻撃技のほとんどが攻撃魔法である。
作品の特性上明言はされていないが、任天堂ハードの携帯機の擬人化キャラであると思われる。名前の由来はコンピュータ用語のROM(Read Only Memory)か。
なお、掲示板で空気が読めないからと言って、半年しがみつく必要はない。
ラム(CV:石原夏織) Ram / ホワイトシスター White Sister: RAM
ルウィーの女神候補生。
双子姉妹の妹に当たるが、勝気で行動的なお転婆娘であり、ロムよりもこちらの方がむしろ主導的であることが多い。
使用武器はスタイラスを模した杖。攻撃技のほとんどが攻撃魔法である。
作品の特性上明言はされていないが、任天堂ハードの携帯機の擬人化キャラであると思われる。名前の由来はコンピュータ用語のRAM(Random Access Memory)か。ちなみに左利き。

教祖

イストワール以外は『mk2』より登場。各国における執政・信仰のリーダー。基本的にNPCで、作品によって登場頻度は異なる。Re;Birth2(イストワールのみRe;Birth1も)ではプレイヤーキャラクターとしても使用可能。

イストワール(CV:かないみか) Histoire, Histy
『無印』(及びRe;Birth1)においては世界を創造した「史書」と呼ばれる存在。四女神の親たる存在である先代女神の補佐役であるが、とある事情により天界から隔離されるように下界に封印されていた。下界に落とされたネプテューヌが彼女の声を聞く所から物語は幕を開ける。封印されていた頃の貞淑な賢者を思わせる落ち着いた口調と、救出後のフェイスマーク混じりで喋る姿とのギャップに仰天したプレイヤー多数。
『mk2』以降の世界観においてはプラネテューヌの教祖。はるか昔にプラネテューヌを治めていた女神によって世界を記録するために作られた人工生命体である。超次元、神次元の両方に存在するが、体格や基本性能が大きく異なり、このため神次元の彼女はネプテューヌに「ちっちゃいーすん」呼ばわりされている。なお、超次元側でもそこまで有能という訳でもないようで、調査を頼むと結果が返ってくるまで概ねみっかかかる。奔放で仕事をしないネプテューヌと、彼女に強いことが言えないネプギアに頭を痛める日々を送っている。
通称いーすん。どちらの世界観においても「本の上に乗った小人」という姿。元ネタは不明。名前はフランス語で「歴史」の意味。
神宮寺ケイ(CV:三瓶由布子) Jinguji Kei
ラステイションの教祖。徹底した合理主義者で、その口調や容姿などから少年のようにも見えるがれっきとした少女である(体格的には一応ネプギアと同程度で、設定資料でその片鱗を見ることができる)。
名前の元ネタはゲハ用語の「GK」と思われる。いわく外見上の元ネタはPSP Go。何故か英語名でも苗字-名前の順になっている。
西沢ミナ(CV:仲谷明香) Mina Nishizawa
ルウィーの教祖。他国に比べても特に平均年齢の低いルウィーの女神候補生達にとっては、姉代わりであり、母親代わりであり、先生でもある包容力のある女性。温厚な性格ではあるがそれだけに怒らせると怖い。
名前の元ネタはゲハ用語の「ニシ君」と思われる。ロングコートの影響でそうは見えないが、実はかなり露出度が高い。
箱崎チカ(CV:小松由佳) Chika Hakozaki
リーンボックスの教祖。他国と違い女神候補生がいないベールにとっては妹のような存在。高飛車な性格と妖艶な容姿の持ち主であるが、あまり身体は強い方ではなく、しばしば体調を崩してはベールに心配されている。
名前の元ネタはゲハ用語の「チカ君」と思われる。

会社擬人化キャラクター

紹介記事類においては「ちゃん」付であることが多いが、本項では便宜上敬称略とする。

コンパ(CV:酒井香奈子) Compa
コンパイルハート自身の擬人化キャラ。
プラネテューヌ在住。『無印』では看護学生、『mk2』では新人ナース。その職業柄か、回復効果のあるスキルを多く習得する。礼儀正しく心優しい性格であるが、どこか世間一般とズレた感性の持ち主でもある。ネプテューヌが彼女に包帯で緊縛介抱されるシーンはシリーズのお約束。
使用武器は巨大な注射器(というか薬品)。
アイエフ(CV:植田佳奈) IF, Iffy
アイディアファクトリーの擬人化キャラ。
しばしばツッコミ不在になるパーティーの良心回路であるが、中二病を相当にこじらせた発言が多い上、携帯電話を取り上げられると幼児退行するという妙な性格の持ち主でもある。シリーズを追うごとに百合ッ気が表に出てきており、特に『mk2』での彼女とネプギアのキス(?)シーンはリリィシステムのイメージとして広く宣伝された(実際にはリリィシステムとは無関係なイベントビジュアル)。
使用武器はカタール。作中トップクラスのスピードファイター。
がすと(CV:桑谷夏子) Gust
ガストの擬人化キャラ。外観上のモデルはガストショップのマスコット。
錬金術師の国「ざーるぶるぐ」出身の錬金術師。自作のアイテムを売り歩いて生計を立てている。愛らしい容姿と辛辣なツッコミが特徴的。身長が低いため、彼女をリーダーに設定する(フィールドでの操作キャラクターにする)と視点が通常よりも大きく下がる。
使用武器は杖。攻撃技のほとんどが魔法攻撃であり、その威力は飛び抜けている。
日本一(CV:水橋かおり) Nisa
日本一ソフトウェアの擬人化キャラ。英語名Nisaは同社の米国法人の名前(Nippon Ichi Software America)。
「正義のヒーロー」を自称し、困った人の前に突如として現れる。所謂ヒーローオタクであるが、ヒーローを自称するにふさわしく、それに見合った高い戦闘能力を誇る。一方で極端な発育不良に悩んでいる。
使用武器はビームガン(プリニーガン)。日本一ソフトウェアのディスガイアシリーズなど他作品への出張も多い。
5pb.(CV:nao)
5pb. (現MAGES.)の擬人化キャラ。ボクっ娘。
新人アイドル歌手。ただの歌手ではなく、その歌声は邪を祓い、正しきものに力を与える不思議な力を持っている。一方でプライベートでは対人恐怖症に近いレベルの人見知りをする性格であり、その変貌ぶりはほとんど多重人格である。
使用武器はギターと音波。『無印』では唯一の回復能力があるコンボスキルの使い手だった。
ファルコム(CV:神田朱未) Falcom
日本ファルコムの擬人化キャラ。外観上のモデルは「空の軌跡」のエステルと「イース」のアドルか(神田朱未はエステル役でもある)。
『mk2』より登場。ゲイムギョウ界を旅するベテラン女冒険家。自らの冒険譚を「クリスティン漂流記」という小説として描いている作家でもある。船旅をすると必ず何らかのトラブルに巻き込まれるという妙なジンクスの持ち主でもある。
使用武器は西洋両手剣。軌跡シリーズに登場する「八葉一刀流」の使い手。

用語集

ゲイムギョウ界 Gameindustri
シリーズの舞台となっている世界。元ネタは言うまでもなく『ゲーム業界(Game Industry)』。
プラネテューヌ、ラステイション、リーンボックス、ルウィーの4大国で構成されており、住民も大体はゲームやアニメや漫画等のキャラクターのパロディやネタを擬人化したものが多い。『無印』では浮遊大陸だったが、『mk2』以降は普通の大陸となった。
プラネテューヌ Planeptune
「革新する紫の大地」、「西方の先進国家」。守護女神パープルハート(ネプテューヌ)が守護している。
4大地域でもトップクラスの科学技術を誇り、概ね近未来的な都市群として描かれる。
元ネタはセガハード。住民たちや受注できるクエストもセガのパロディネタが多い。
ラステイション Rastation
「重厚なる黒の大地」、「東方の工業国家」。守護女神ブラックハート(ノワール)が守護している。
重工業を産業の中心とする国であり、重金属とコンクリートが中心となった摩天楼として描かれる。
元ネタはソニーハード。
リーンボックス Leanbox
「雄大なる緑の大地」、「南方の軍事国家」。守護女神グリーンハート(ベール)が守護している。
『無印』では厳格な規律を持った教会による統治が進んだ国家、『mk2』では唯一大陸外に存在する国家として独特の文化を持った国家、『V』の神次元ゲイムギョウ界では未知の国家、と設定がコロコロ変わっている。
元ネタはマイクロソフトハード。
ルウィー Lowee
「夢見る白の大地」、「北方の産業国家」。守護女神ホワイトハート(ブラン)が守護している。
『無印』と『mk2』・『V』の超次元ゲイムギョウ界では、深雪とメルヘンチックな建物が目立つ国家として描かれていたが、『V』の神次元ゲイムギョウ界ではまるで京都のような雅で和風な国家として描かれている。
元ネタは任天堂ハード。
守護女神 Console Patron Unit
『無印』では「ハード」、『mk2』以降ではそのまま「しゅごめがみ」と読む。各国家の守護する存在であり、象徴として国民からの支持を集めている。作中では単に女神と呼ばれることが多い。
外見こそ普通の少女だが、変身することによって超人的な身体能力と飛行能力を有するようになる。また、変身後の共通点として、瞳がいわゆる電源マーク(上部の欠けた円に縦棒)になること、変身することで外見が大幅に変化すること、それに加え(極一部の例外を除いて)スタイルがよくなること、性格も個人差は あるものの好戦的になること、などが挙げられる。
ゲーム内の性能面でも、女神化することで大幅に能力がアップし、一部のスキルの演出が変わる。
『無印』や『超次元のゲイムギョウ界』では、産まれた時から女神という設定だが、『神次元のゲイムギョウ界』では素質を持った者が「女神メモリー」というアイテムを入手することで女神になることができる。そのため、前者では不老だが、後者では女神化した時点で成長が止まる。ただし前者においても、何らかの理由で力を失うと容姿等の固定が解除され、普通に成長・老化するようになる。
女神は国の象徴として、自身の信仰心=シェアを集め、国を豊かにしなければならない責務を負う。・・・のだが、真面目に国を発展させようとする者もいれば、自由気ままにやっている者もいるなど、方針は女神個人によって大きく異なる。
元ネタは各陣営の据え置きハード。
女神候補生 CPU Candidates
『mk2』以降で登場。各守護女神の「妹」。
候補生と銘打たれてはいるが、その実体は過剰に集約したシェアの力の結晶であり、第2第3の守護女神そのものである。当然ながら「姉」達同様に女神化が可能であり、その能力の多寡は「姉」達同様に信仰の力に影響される。
国家元首扱いであることが明確に描かれている姉達と異なり、どういった立場であるのかは作中では明示されていない(少なくとも特別扱いを受けている描写はない)。年齢層が低い関係もあり、姉たちと比べても特にお互いの仲が良い。
元ネタは各陣営の携帯機。そのため、ベールにだけは妹が存在しない(2013年現在マイクロソフト製の携帯型ゲーム機が存在しないため)。
会社擬人化キャラクター
その名の通り、現実世界のゲームメーカーを擬人化したキャラクター。
仲間になるキャラクターが大半だが、有料DLCとして配信されることが多い。
中には鉄拳ちゃんのように、ゲームタイトルそのものを擬人化した例もある。
ちなみに、概ね擬人化元のメーカーには好評。特に日本一ソフトウェアに至っては、ネプテューヌ本家のグッズ化よりも先駆けて日本一ちゃんのグッズを制作・販売したり、自社タイトルのゲームに日本一ちゃんをゲスト出演させたり、キャラソンを作ったりと、日本一ちゃんをかなり気に入っている模様。
シェア
ゲイムギョウ界の住民たちによる各守護女神への信仰心。
女神たちの力の源であり、極端にシェアが少なくなる(=信仰を失う)と、女神化することすらも困難になるなど、その依存度は高い。
作中では各勢力を合わせて100%になるよう上限が決められており、各種クエストをこなすことで変化するようになっている。『無印』および『mk2』では、ネプテューヌを除く女神たちを仲間にするには、このシェアのめんどくさい緻密な管理が必要だった。
ギルド
『無印』は特定の地域の住民でありながら他の女神を信仰する人間が集まった地下組織だが、『mk2』以降は純粋な仕事斡旋組織。
どちらにおいても、ゲーム的にはクエストを受注できる場所。各種クエストの内容は概ねお使いクエストだが、クエスト名や依頼者、依頼文などはネタ要素が満載。
巨乳好きの兄弟など、シリーズ恒例のクエストも存在する。

シリーズ作品・メディア展開

メインシリーズ

超次元ゲイム ネプテューヌ
2010年8月19日発売。記念すべきシリーズ第1作で、ジャンルはPS3用RPG。通称:無印。
ゲーム業界を擬人化したゲームとして、発売前から大きな話題を呼んだ。
ゲーム自体は戦闘の単調さやBGMの眠たさ、守護女神勢を仲間にするための苦行などに否定的な意見が集まったが、ネプテューヌたちの個性豊かすぎるぶっ飛んだキャラクター性やつなこの絵の愛らしさもあって、一部で熱狂的な人気を獲得した。
詳しくは該当項目参照。
超次元ゲイム ネプテューヌmk2
2011年8月18日発売。前作の設定を一新したシリーズ第2作。ジャンルはPS3用RPG。通称:mk2。
シリーズの続編ではあるものの、設定が一新され、メインキャラも四女神の妹たちとなった。
ストーリーもシリアス色が強く、特に岩崎夏海が監修した通称:支配エンドは賛否両論の議論を巻き起こした。
前作で不満が高かった戦闘システムやロード面は大幅に改善され、BGMも格段によくなっているため、シリーズの入門作として挙げられることが多い。
なお、メイン作品としては唯一モーションポートレートを使用していない。
詳しくは該当項目参照。
神次元ゲイム ネプテューヌV
2012年8月30日発売。『mk2』のその後を描いたシリーズ第3作。ジャンルはPS3用RPG。通称:V。
mk2の正統続編であり、ネプテューヌを始めとした四女神がメインキャラに返り咲いた。
新キャラクターとしてプルルートとピーシェ、キセイジョウ・レイなどが登場。特に、プルルートは実質的なもう一人の主人公であり、出番は多い。
コラボレーションも積極的に行われ、伊藤賢治や植松伸夫などが参加している。
ちなみに、『V』は「ビクトリィー」と読む。
詳しくは該当項目参照。
新次元ゲイム ネプテューヌV II
2015年4月23日発売。『V』のその後を描いたシリーズ第4作(Re;Birthシリーズを入れると第7作)。ジャンルはPS4用RPG。
「零次元編」「超次元編」「心次元編」の3エピソードに分かれており、mk2と並んでシリアス展開の多い作品となっている。キャラクターとしては天王星うずめ(てんのうせいではなくてんのうぼし)/オレンジハート、従来の会社擬人化キャラとは別にゴールドサァド(ビーシャ・エスーシャ・ケーシャ・シーシャ、それぞれバンナム・スクエニ・コナミ・カプコン)という擬人化キャラの他、『V』で存在が示唆された神次元のネプテューヌ(人間なので体格的には成人女性。通称大人ネプテューヌ)などが追加された。また守護女神達には二段変身が追加され「ネクストフォーム」と呼ばれている。

外伝作品

神次元アイドル ネプテューヌPP
2013年6月20日発売。外伝作品の第1弾。ジャンルはPSVita用ADV。
シリーズ初となるアドベンチャーゲームであり、ネプテューヌたちをアイドルとして特訓・成長させるアイドルゲー。
開発はドリームプロジェクトや閃乱カグラ、たっちしよっ!などを手がけたタムソフトが担当。
ちなみにPPはパーフェクトプロデューサーの意。
詳しくは該当項目参照。
超女神信仰ノワール 激神ブラックハート
2014年5月29日発売。PSVita用のRTS。
その名の通り、シリーズの人気キャラクターであるノワールを主人公にした外伝作品。
超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1
2013年10月31日発売。PSVita用ソフト。タイトルは誤植ではない。
『無印』を『V』のシステムベースでリメイクした作品。登場するキャラクターも「V」ベースになっており、原作に登場した会社擬人化キャラが一切登場しない一方で原作時点では設定が存在しなかった女神候補生らも登場する。
詳しくは該当項目参照。
超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth2 SISTERS GENERATION
2014年3月20日発売。PSVita用ソフト。
『mk2』のリメイク作品。基本的な登場キャラクターは原作そのままであるが、「Re;Birth1」同様メーカーキャラについては「V」ベースに変更となっている。無印以降長らくプレイヤーキャラクターとしては外されていたREDちゃんのプレイヤーキャラクター復帰と、PS3版mk2ではNPCだった教祖陣のプレイヤーキャラクター参入が話題を呼んだ(が、メーカーキャラがVベースになったことも含めてプレイヤーキャラクターが前線メンバー4名後衛メンバー4名に対し最終的な総数が22名と3倍近くに達してしまうという別な問題が起きた)。
神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY
2014年12月18日発売。PSVita用ソフト。
『V』のリメイク作品。基本的な登場キャラクターは原作そのままであるが、「見聞者」システムについては新キャラクターである「ステラ」(開発元であるフェリステラのマスコットキャラクター)による「なりゆきダンジョン」に一新された。
超次元アクション ネプテューヌU
2014年8月28日発売。PSVita用アクションゲーム。
3Dフィールド上を駆け巡り、出現する敵を倒すタイプのアクションである。
ちなみに開発元は「閃乱カグラ」で知られるタムソフトで、コスチュームブレイク(ダメージで着衣が損傷する)など同作由来と思われるシステムもいくつか搭載されている。
激次元タッグ ブラン+ネプテューヌvsゾンビ軍団
2015年10月15日発売。PSVita用アクションゲーム。通称「ブラゾン」。
名前の通り、第2回総選挙(人気投票)でトップを獲得したブランを主人公に据えた外伝作品。『U』の続編であるがストーリーに繋がりはない。マルチプレイが可能になった他、コスチュームブレイクが廃止になった。
こちらも開発元はタムソフト。本作よりタムソフト自身の擬人化キャラも追加になっている。
超次元大戦 ネプテューヌvsセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル
2015年11月26日発売予定。PSVita用RPG。
タイトルの通りの「セガ・ハード・ガールズ」とのコラボ作品。アイエフと、本作が初登場となる瀬賀初美の二人が、守護女神達やセガ・ハード・ガールズと共に歴史消失の異変に立ち向かう物語を描く(予定)。
なお、セガ・ハード・ガールズ由来キャラクターも、本作においてはつなこによってリデザインされている。開発元はRe;Birthシリーズも手がけているフェリステラ。

アニメ

超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION
2013年7月~9月にかけて放送されたアニメ版作品。
制作は『ベン・トー』や『ジョジョの奇妙な冒険』を担当したdavid production。監督は向井雅浩。
ストーリーはアニメオリジナルだが、原作のイベントも積極的に盛り込むとのこと。
詳しくは当該項目参照。
なお、本作においては四女神のうちネプテューヌのみが『V』のコスチューム(ジャージワンピ)になっていることから、他のメディアミックス作品がゲームとアニメのどちらをベースにしているか判別可能になっている。

漫画

超次元ゲイム ネプテューヌ ~めがみつうしん~
ファミ通コミッククリアレーベル。画:葉生田采丸。通称「めがつう」。
『無印』の物語終了後を舞台とした漫画化作品であるが、ゲーム内容と設定が異なる部分があったり、第9話から女神候補生ら『mk2』キャ ラクター、第24話からはプルルートら『V』キャラクター(本作においては「古代女神」という扱い)も登場を始めるなど、実質的にパラレルワールドに近い。
公式サイトはhttp://www.famitsu.com/comic_clear/se_neptune/。全37話、単行本全4巻。
超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION はろーにゅーわーるど
電撃コミックスNEXTレーベル。電撃マオウで連載されていた漫画作品。画:御影獏。
名前の通り、アニメ版世界観を舞台としたパラレルワールド作品である。
http://maoh.dengeki.com/try/neptune/において第1話の冒頭を閲覧可能。単行本全2巻。
学園ゲイム ネプテューヌ かつどうだいありー
ファミ通コミッククリアレーベル。画:岡林べる。
名前の通りの学園モノネプテューヌ。「ブラゾン」のスピンオフ作品と思われるが、本作では映画撮影ではなくゲーム制作を題材としている。
公式サイトはhttp://www.famitsu.com/comic_clear/se_nepukatsu/
超次元ゲイム ネプテューヌ 電撃コミックアンソロジー
アスキー・メディアワークス刊、電撃コミックスレーベル。
上記「めがみつうしん」の葉生田采丸、「はろーにゅーわーるど」の御影獏ら15名によるアンソロジー作品。
超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION コミックアンソロジー
一迅社刊、DNAメディアコミックスレーベル。
コミックアンソロジーや4コママンガシリーズに定評のあるDNAメディアコミックスによるアンソロジー作品。名前に冠している通り、アニメのコミックアンソロジーである。

ライトノベル

超次元ゲイム ネプテューヌ はいすくーる
一二三書房の桜の杜ぶんこより刊行されている小説。著:おかず、挿絵:うりも。既刊5巻。
「イストワール記念学園」に新入した、変身を特技とする少女ネプテューヌとその仲間たちの日々を描いた作品。
「超次元ゲイムネプテューヌ」および「~mk2」のキャラクターが登場するパラレルワールド作品だが、ゲームの世界観とつながりのある場面も存在する。一人称型であり、当然ながらネプテューヌが変身すると文の空気も変わる。
超次元ゲイム ネプテューヌ (MF文庫J)
メディアファクトリーのMF文庫Jより刊行されている小説。著:八木れんたろー、挿絵:ひづき夜宵。
「友好条約」によって休戦状態となったゲイムギョウ界での女神たちの日々を描いた作品である。ベース世界観はアニメ版。
第1巻「TGS炎の2日間」、第2巻「おぶ・ないとめあ?」が刊行中。なお「TGS」は東京ゲームショウではない。

その他書籍

各ゲームの攻略本なども存在するが、本項では割愛する。

超次元ゲイム ネプテューヌ+mk2 アートブック
ソフトバンククリエイティブ刊、ゲーマガBOOKSレーベル。
『無印』及び『mk2』のイベントビジュアルや各種パブリッシュ作品、キャラクター設定画などを収めた画集。
超次元ゲイム ネプテューヌ MAGAZINE
アスキー・メディアワークス刊。雑誌形態のファンブック。
2013年7月から放送開始されたアニメ(後述)の情報を始め、最新作『PP』、『Re:Birth1』などの情報を中心に掲載している。また、前出の「はろーにゅーわーるど」の第1話・第2話・読み切りを収録。
なお、「2013年9月号」と銘打っているが、続くのかどうかは現時点では不明である。

携帯向けアプリケーション

神次元アプリ ネプテューヌ
AndroidOS・iOS用。Live2Dの技術を活かし、ぬるぬる動くネプテューヌとノワールに画面タッチできるアバターアプリ。他にも、アラームやスケジュールなどの機能も搭載している。
DL自体は無償だが、ボイスの追加やノワール、ネプギアの使用などの機能の拡張には課金が必要。
衣装はデフォルトでは神次元verだが、超次元verの衣装も購入可能。
ネプテューヌコレクション
AndroidOS・iOS用。GREEから配信されていたトレーディングカードゲーム。要はソシャゲ。
ダンジョン探索を繰り返してカードを入手、自デッキを強化し、クエストを攻略してシェアの獲得を目指す。
2014年7月31日サービス終了。
ネプテューヌきせかえっ!
AndroidOS専用。壁紙、ロック画面、ドロワー、各種インジケータ、アイコン、検索バーを「ネプテューヌ」シリーズ準拠にカスタマイズできる、いわゆる着せ替えアプリ。
無償版の他、4大国それぞれ、プルルートとピーシェ、アイドル衣装と言った有償版パッケージも存在する。

その他関連作品

  • 魔界戦記ディスガイア4 ・・・本シリーズの登場キャラクター、日本一ちゃんがDLCとしてゲスト登場した。
  • 神様と運命革命のパラドクス・・・エクストラダンジョンに日本一ちゃんがボスとしてゲスト登場した。
  • 圧倒的遊戯 ムゲンソウルズ・・・本作の守護女神らを模したアバターパーツがDLCとして配信。
  • 圧倒的遊戯 ムゲンソウルズZ・・・限定版・初回特典としてアバターパーツが配信予定。
  • 拡散性ミリオンアーサー・・・「U」「VII」発売時にコラボレーションイベントを開催、主要キャラクターが「次元型」騎士カード等として追加された。なお、「VII」コラボは何故か3DS版でも行っている。

関連動画

超次元ゲイム ネプテューヌ

超次元ゲイム ネプテューヌmk2

神次元ゲイム ネプテューヌV

超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION

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  • 超次元ゲイム ネプテューヌ
  • 超次元ゲイム ネプテューヌmk2
  • 神次元ゲイム ネプテューヌV
  • 神次元アイドル ネプテューヌPP
  • 超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1
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