銀装騎攻オーディアンとは、2000年にWOWOWにて放送されたロボットアニメである。
監督は大張正己(「超重神グラヴィオン」シリーズ監督他)。
スパロボに参戦…はしていない。残念なことに。
→アニメ作品一覧
高校を中退し、漫然と日々を過ごす主人公「哉生優」はある日、先輩の「橘了」から沖縄にある米軍兵士養成機関「IMO」への入隊を誘われる。
入隊後、第18実戦待機チームの一員となった優。戦場に赴いた優を待っていた運命とは?
王道的なロボットものをベースに、
「リアルロボット」と「スーパーロボット」というジャンルの融合というある意味新しいテーマを開拓した意欲作。
前半主役機は素敵なリアルロボット「ドラゴンファング」が、
後半主役機はウドの大木スーパーロボット「オーディアン」が登場する一粒で二度おいしい作品…のはず。
他の大張作品の例に漏れず、本作も同じくおっぱい盛り沢山である。
間違ってもドラゴンファングのことを「ドラグナー」などとは言ってはいけない。(大張的な意味で
哉生優 CV:川田紳司
主人公。少々短気で、香織とはよく衝突する。彼の生い立ちには秘密が…
因みに声を演じる川田は本作がデビュー作。
故に映像特典では毎回ゲスト(というか先輩声優)にダメ出しを喰らっている。
ウォルフ・エリクマイヤー CV:三木眞一郎
優のチームメイト。ドイツ人。心優しい性格で、優の良き理解者だが、
後半リメイカーとして本来の姿に覚醒、敵となる。
敵になってからの妙な顔芸はどことなくエスカフローネのディランドゥを彷彿とさせる。
藍原ナンナ CV:榎本温子
優の幼馴染でありチームメイト。この設定からいかにも本作の正ヒロインと認知されがちだが、
優とキスしたと思えば逆にタコ殴りにし、最終的にはウォルフとくっつくなど、稀にみる超フラグブレイカー。
ネル・マクマハウゼン CV:池澤春菜
謎多き優のチームメイト。これまた一見綾波キャラ…と思われがちだが、
実際は結構小悪魔キャラかつ陽気な一面も見せる。次回予告でもお馴染み。猫フィールドを展開できる。
後半はナンナの出番削減に乗じてよっぽどヒロインなポジションに。おっぱい要員その1。
哉生香織 CV:桑島法子
優達の上官。いつも厳しく当たるが、優は色々と関係がある。
髪が伸びたり縮んだりする。おっぱい要員その2。
鎬臣麗子 CV:根谷美智子
優達の上官。比較的優しい良心の持ち主。
これまた香織や優とは過去に秘密が… おっぱい要員その3。
本作は、前述のテーマを盛り込んだ内容として、
前半は「リアルロボット」的な戦争、紛争介入をメインに、
後半は「スーパーロボット」的な巨大ロボット戦、哲学的描写、難解な内容をメインに展開していったが、
作品としての知名度は(時代が時代だけにWOWOW作品としても)地味な結果に終わった。
理由としては同じく同年のWOWOWにてGONZO製作のロボットアニメ、
「ヴァンドレッド」に隠れがちだったこともあるのだが、
その北米神話をネタにした設定、特に後半からの様々な描写から
放送当初からエヴァンゲリオンに影響されていることを指摘され、
当時開設されていた公式サイトの掲示板も(時代が時代だっただけに)荒れに荒れ、賛否が別れていた。
終盤登場した一部のキャラクターが、数回程度の登場だったにも関わらず重要な役割を負っていたり、
説明不足な専門用語が多分に使われていたことで内容も若干解釈しづらかった、とも言われる。
というかぶっちゃけこの記事作成者も内容全部分かってるかと問われると(ry
ただ、個性豊かなキャラクターや、
前半のハードな紛争体験、作画の質、まだ緩やかだったストーリー展開など評価するべき部分もある。
故に、前半は良かったと評価されることが多い。
本作のオープニングテーマ「侵略-the Chariots VII-」は
その独特な歌唱力(笑)から、色んな意味で人気かつ一部で有名である。
その名の通り中毒性があるので視聴には十分注意されたし。
しかしTV版、Full版では歌い方が若干異なる。
TV版の方がその歌唱力(笑)は高めである。
一方で前期EDテーマ「永遠のREMAKE」も、そこそこ人気があるようだ。
本作はニコニコ動画で全話視聴することができる。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/15(月) 04:00
最終更新:2025/12/15(月) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。