「商船改装空母隼鷹で~す、ヒャッハー!!」
隼鷹とは、旧日本海軍の空母及び「艦隊これくしょん」に登場する艦娘である。
飛鷹型航空母艦2番艦であるが、飛鷹とは姉妹である言及は無い。
黒髪ロングで毅然としたお嬢様と云った趣の飛鷹とは対照的な明るいピンク髪のツンツンな少年漫画的ボーイッシュさを感じる明朗快活な性格であり前述の「ヒャッハー!」や本人の「飲んでないよ、シラフだよ」発言のためかネタキャラ扱いされる傾向が強いが、仕事はキッチリ行うタイプであり提督に対して仕事量の多さ(艦載機の整備など)でぼやく一幕も。公式コミックでは赤城に脅されたり、雨漏りでぶっ倒れる等不憫な傾向がある。
ゲーム中では比較的入手しやすいながら、史実通り軽空母で改装前から4スロット持つトップクラスの艦載機の搭載能力があり、損傷したとはいえ終戦まで残存していたため幸運値が高めで改造すると上位に位置する
(彼女より運が上の艦娘といえば雪風・瑞鶴・瑞鳳とレアクラスばかりである)
戦力として充分かつ(正規空母と比較して)低燃費なので前線での戦闘でも遠征に回ってもどちらでも優秀である。
欠点として軽空母としては低速なのと装甲が薄い(あくまで正規空母との比較であり他の軽空母とは大差は無い)
冒頭の自己紹介の通り、元は日本郵船の大型高速貨客船「橿原丸」であり、建造途中で海軍により改装、1942年(昭和17年)5月に空母「隼鷹」として竣工する。
常用48機の艦載機は正規空母である飛龍・蒼龍に次ぐ機数であり、客船改造した空母の中で最大のサイズ(排水量見ても翔鶴型空母より少し少ない程度)であるため大型の艦載機も運用出来る能力からミッドウェー海戦以降はほぼ正規空母として扱われ重要な戦力として各地を転戦する。
日本空母として初めて電探(レーダー)の本格運用を行ったり、外側に29度に傾斜させた煙突と一体化した近代的な大型の艦橋(後年空母大鳳・信濃や各国で建造された空母にも採用されている)など意欲的な設計・改修が行われている。
1944年(昭和19年)12月、輸送任務からの帰投途中で潜水艦の魚雷によって艦首が10m吹っ飛ぶ程の損傷を受けるが何とか佐世保に帰投する。その後修復されたが損傷した機関部の修理がままならずそのまま終戦を迎え、1947年(昭和22年)8月1日解体。波乱万丈の一生を終える。
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最終更新:2025/12/13(土) 04:00
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