木製のわっぱの底に笹の葉を放射状に敷き、発酵させずに酢で味つけした桜鱒(サクラマス)の切り身を並べ、その上に酢飯をつめて笹の葉で包み込んだ押し寿司。
江戸時代に、富山藩士であり料理人でもあった吉村新八が、藩主前田利興に鮎寿司を献上したことがはじまりだとされており、その後鮎ではなく鱒が使われるようになり鱒寿司が富山藩の献上品に。明治時代に駅弁として販売されたことがきっかけで、富山の名産品として広く知られるようになった。
お店によって「酸の強弱」「鱒の厚みや並べ方」「酢飯のやわらかさ(ごはんの炊き方)」などに違いがあり、多様な鱒寿司が製造されている。
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最終更新:2025/12/10(水) 09:00
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