鷲宮神社

鷲宮神社とは、日本にいくつか存在する神社である。
ここでは、埼玉県北葛飾郡鷲宮町に鎮座する「武蔵国鷲宮神社」について説明する。

概要

一般的に関東最古の神社とされている。お酉様の本社とされ、天穂日命・武夷鳥命・大己貴命を祭神とする。祭礼などの時に年６回行われる「土師一流催馬楽神楽」（はじいちりゅうさいばらかぐら）は国指定の重要無形民俗文化財。

最寄駅は東武伊勢崎線鷲宮駅で、駅から徒歩8分。JR宇都宮線東鷲宮駅からは川口３丁目方面のバス（朝日バス：３０分に１本程度）に８分ほど乗り、「鷲宮神社入口」バス停で下車。なお東鷲宮駅から徒歩だと40分ほどかかるが、運河沿いにコスモスが咲く季節はのんびり歩いて行くのも良いかもしれない。

なお「鷺宮神社」と字面が似ていて間違いやすいので注意。

アニメ『らき☆すた』との関係

原作漫画では特に設定はなかったが、アニメ版『らき☆すた』で柊家が運営する「鷹宮神社」のモデルとなったことからアニメファンの聖地となった。そのため、多くのアニメファンが鷲宮神社を訪れるようになっていった。

それらアニメファンの中から、絵馬に『らき☆すた』の登場人物の絵を描き残したり（「痛絵馬」参照）コスプレ姿で参拝するとい人が現れるようになった。当初不思議な顔をしていた地元商工会も積極的に関わるようになり、神社での『らき☆すた』関係のイベントも行われるようになった。これらの現象がマスメディアなどを通じて報道されている。

この効果もあってか、参拝客・観光客の大幅な増加が確認されている（下記参照）

正月三が日の初詣の参拝者数推移

年	参拝者数	順位	備考
2005年（平成17年）	6万5千人	県内9位	天候不良
2006年（平成18年）	9万人（＋2万5千）	県内7位タイ（↑2）	天候不良
2007年（平成19年）	13万人（＋4万）	県内6位タイ（↑1）	天候良
2008年（平成20年）	30万人（＋17万）	県内3位（↑3）	天候良、アニメ『らき☆すた』放送終了後1年目
2009年（平成21年）	42万人（＋12万）	県内2位タイ（↑1）	天候良、アニメ『らき☆すた』放送終了後2年目

関連動画

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関連リンク

• 鷲宮神社（公式）
• 『アニメ聖地の成立とその展開に関する研究　アニメ作品「らき☆すた」による埼玉県鷲宮町の旅客誘致に関する一考察』
  （北海道大学観光学高等研究センター准教授　山村高淑）

関連項目

• 聖地の一覧
• 聖地巡礼
• 痛絵馬
• 埼玉県
• 鷲宮町