0fなら死んでいたとは、創作作品内で一見危険な状況をご都合主義的に回避・脱出した時に言われる言葉である。
小説・アニメ作品『人類は衰退しました』に登場する単位『f』に由来する。
「主人公たちが運良く助かる」という状況は創作作品ではよくあることだが、冷静に考えるとあまりにも露骨・不自然だと感じられるものが多いことも事実である。それを揶揄する言葉として「0fなら死んでたな」などと使われる。
『f』とは、「人類は衰退しました」の作中に登場する、妖精さんの密度を表す単位。『f』は、fairyの頭文字。
作中の妖精さんは、「周辺にたくさんいるとご都合主義的状況が多発する」という特性を持っており、周囲の妖精さんの多寡が危機的状況から脱出できるかどうかの目安になる(主人公の「わたし」もこの特性をよく理解しており、妖精さんをお守りに持たせたり、妖精さんに増殖を促してサバイバル生活を乗り切ったりしている)。
なお、この数値は単に周囲の妖精さんの人数で決まるわけではなく、その地域でもっとも妖精さんに親しい人物が一日に出会う妖精さんの数で決まる。
x人の妖精さんと会う環境をxfと表し、0fとは妖精さんが周囲に全くいない環境を表す。15fが上限値であり、それ以上は厳密性が損なわれ計測が無意味になるため16f以上は過密状態の『F』とだけ表される。
すなわち0fとは我々の生きる現実そのものであり、如何に英雄・美少女・勝ち組と言えど、漫画・アニメ補正や主人公補正などという都合の良いモノは存在しない非常に現実的で公正な状況なのである。
(→類義語:現実は非情である)
詳細な例は「妖精さん」の記事を参照
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最終更新:2025/12/13(土) 01:00
最終更新:2025/12/13(土) 00:00
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