64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールドとは、1997年にニンテンドウ64向けに発売されたパーティーゲームである。
一言でいえばたまごっちを駒に見立てたすごろくである。
ただし、ゲームの目的はゴールに到達する事ではなく、たまごっちを成長させきる事にある。(一応ゴールはあるが、同時にスタート地点を兼ねており、上を通過する事で多くの変身パワーとお世話エネルギー(後述)が得られる)。
たまごっちを成長させる為に必要なエネルギー。
これが一定量溜まる事で、たまごっちは次の段階へ進化する。これは食事や遊びなどたまごっちの世話から得られ、
他にはマスの効果やミニゲームの結果などによっても得る事ができる。
たまごっちのお世話に必要なエネルギー。64からスタートし、上限は99である。
たまごっちの世話には何をするにもこれが必要であり、これが底を尽きると空腹や病気で苦しむたまごっちを
見ながら、何もする事ができないという生殺しの憂き目に会う。
カードマスに止まる事でドローし、最大3枚、手札として保有する事ができる。
効果は様々だが、自分以外のたまごっちのうんちを(無駄に長い演出で)勝手に回収するというハズレカードもある。
すぐにスロットで遊べる「カジノカード」も、使い道の無さという点ではハズレカード扱いされたりする。
たまごっちは一定の確立で病気になる。
病気状態になるとたまごっちの頭上に死兆星、もとい白いドクロが輝き、サイコロの目が1~3しか出なくなる。
更に病気が進行するとドクロは黒く染まり、毎ターン変身パワーを奪い始め、最終的には死に至る。
どういう訳か開始2ターン目(実質的な孵化直後)に病気になるたまごっちもおり、どれだけ虚弱体質なんだと先行きに不安を感じざるを得ない。
ちなみに、お菓子を多く食べていると病気になりやすい。
まさか病気って糖尿病・・・。
たまごっちは病気状態のまま放っておくと、死ぬ。
といっても死体になるという訳では無く、「ゆうれいっち」というたまごっちに進化(変化?)するだけである。
自分のターンが来たのになぜかボタンが反応せず、不思議に思っていると突然電池切れの「ピー」という音が鳴り、何のムービーも無いままゆうれいっちが現れる。
微妙にトラウマな演出である。
ゆうれいっちになるとあらゆるお世話が行えなくなり、自分が最後にいたコマにはお墓が建てられる。
死んだ時にうんちがあれば、そのうんちを流す事すらできない。
まさに諸行無常である。
ただ、そんな状態になってもしっかりミニゲームには参加している。
なんなんだアンタ。
アダルトっち期のたまごっちの変身パワーを溜めきれば、ゲームはクリアである。
優勝したたまごっちは熟たまごっちという存在に進化し、卵を残して去って行く。
この卵は次に新しくゲームを始める際に選ぶ事ができる。
プレイヤーとCPUの対戦の場合、プレイヤーのたまごっちが全て死んでしまった時点でゲームオーバーとなる。
まぁ、よっぽどの事でも無い限りたまごっちは死なないので、そうそう見られるものではないが。
そして4人のプレイヤーによる対戦という形式の場合、3人のたまごっちが死亡した時点で、残った1人の優勝・・・ではなく、ゲームオーバーとなる。
この光景を見た事があるという事は、まず間違いなく狙って3匹のたまごっちを殺したという事だろう。
夢枕に3匹のゆうれいっちが立つ事を覚悟した方がいい。
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最終更新:2025/12/13(土) 22:00
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