BASTARD!! -暗黒の破壊神-(バスタード・あんこくのはかいしん)とは、冨樫義博の「HUNTER×HUNTER」と並び、長期間連載が休止する萩原一至原作の漫画である。
1987年に「WIZARD!!」として読切を掲載後、1988年に連載開始。
魔法使いであるダーク・シュナイダーと大神官の娘ティア・ノート・ヨーコを中心に、剣と魔法の存在する世界で繰り広げられるヒロイック・ファンタジーである。
連載当初から過激な性描写が多く、連載していた「週刊少年ジャンプ」としては類をみない程度の描写だった。
最近ではヨーコの出番がなく、大天使ミカエルやガブリエルなどの活躍などが多い。
キャラクターや呪文、地名、タイトルなどのネーミングにヘヴィメタルのバンド名、ミュージシャン名、アルバムタイトルがモチーフになっている事が多く、あまりにもやり過ぎているのかヘヴィメタル雑誌「BURRN!」誌初代編集長である酒井康に「嫌悪感を覚える」と批判された事がある。
連載誌は一時期週刊少年ジャンプ増刊へ移った後、現在ではウルトラジャンプで連載しているが、長期間休載が多く、中々ストーリーが進まない。月刊誌だけあって、冨樫の「HUNTER×HUNTER」より長期間休載する場合もある。
連載開始から二十数年が経過しているため、キャラクターデザインなども大きく変わってきている。また、何部かに構成されているため、第1巻と最近5年間で発売された単行本では、ストーリーが全くの別物に思えるような内容になっていたりする。
2009年現在、26巻までがようやく刊行されているが、連載中にもかかわらず完全版が出版されている。完全版は原稿を全面的にリメイクされるため、ただでさえ多かった休載期間がますます増えることになった。
1994年にアニメ化、ゲーム化がなされている。また、2000年代に入り、ポルノ・ディアノやミカエルなどのフィギュアが壽屋で制作されている。
2009年中についにオンラインゲーム化されることが決定…する予定だった。ダーク・シュナイダーやアーシェス・ネイ、カル=スなどを使ってプレイすることが出来る…予定だった。ミカエルやガブリエルなど天使編のキャラクターやフィギュアが製作されたこともあるポルノ・ディアノの登場はなさそうだ・・・ってかそれ以前に開発中止した。
ファンにとっては残念な決定ではあるが、下手に漫画以外の収入が安定すると萩原の事だから益々執筆が遅くなることが懸念されるので、これはある意味安定した連載再開を待ちわびるファンにとっては朗報かもしれない。漫画描け、萩原!!
ダーク・シュナイダー・・・ルーシェ・レンレンより変身した伝説の魔導師。本編では「D.S.」と略されている。ヨーコだけには頭が上がらず、「ヨーコさん」と言ったりする。基本的に露出狂全裸。たまに防具を着たりする。背中には翼が生えている。劇中では心臓を自らえぐり出したり、首だけになったりするなど、それでも生きており不死身である。OVAなどでのC.V.は矢尾一樹。
ティア・ノート・ヨーコ・・・忘れ去られたヒロイン。17巻を最後に18巻からは天使達が活躍するために登場しない。メタ=リカーナの大神官の娘。一人称が「ボク」の所謂ボクっ娘。最初は護られるだけの少女にしか過ぎなかったが、次第に癒しの術を覚えたり、自らが戦ったりする。体重が55kgと重く設定されている。OVAなどでのC.V.は小山裕香、ドラマCD4巻のみ横山智佐。
ルーシェ・レンレン・・・大戦で死亡したD.S.が転生した先の少年。童顔だが、ヨーコと同い年に設定されている。趣味は洗濯で、OVAでは戦いが始まる直前まで洗濯をしていた。美と愛の神イーノ・マータにより魂を封印されている。後にD.S.として復活するが、D.S.の前で幻想に出てきたりと、謎が多い人物だった。OVAなどでのC.V.は渕崎ゆり子。
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最終更新:2025/12/14(日) 17:00
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