てっきりアームだけ産業用ロボットかと思ったら人型とは楽しいねぇ!!とは (テッキリアームダケサンギョウヨウロボットカトオモッタラヒトガタトハタノシイネェとは) [単語記事]

てっきりアームだけ産業用ロボットかと思ったら人型とは楽しいねぇ!!とは、漫画『野原ひろし昼メシの流儀』のひろしの台詞である。

人型ロボットを相手にしている戦闘狂の台詞ではない。

概要

第104話「ロボット駅そばの流儀」に登場。単行本12巻収録。

昼時に電車から降りてきたひろし。何を食べるか考えていたところ、降り立ったプラットホームの上で、すぐ目の前に「ロボット駅そば」なる店を見つける。

気になって中を覗いてみると、人型ロボットがそばの調理をしていた。この様子を見たひろしの台詞が

てっきりアームだけ産業用ロボットかと思ったら人型とは楽しいねぇ!!

である。腕部分だけの産業用ロボットがそばを調理しているイメージだったようだ。

これは貴重な経験だということで入店することにし、ひとまず外で紅しょうが天そばの食券を購入する。すると食券機の画面に「注文を承りました。食券をお持ちになり、そのままお待ちください。」というメッセージが表示された。

これを読んだひろしは

なるほどすでに注文はロボットに伝わってるってわけだ

と感心する。そして、食券機が置いてある入り口は横からのものだったが、

ロボットが作ってるところを見たいから正面側から入ろう

と、わざわざ入り口を線路に面した正面側に変更し、自動ドアを開けて進入した。

インターネット上で広まっている画像は「アームだけ産業用ロボット」であるが、初版執筆者が確認したKindle版では「アームだけの産業用ロボット」となっている。おそらく単行本化される際に修正が入った可能性がある（詳しい方は追記お願いします）。

ちなみに「ロボット駅そば」は実在している。2020年に東京都のJR 東小金井駅から実証実験としてスタートしており、2025年現在は東小金井に関しては終了しているものの、他の一部の駅でも稼働しているようだ。

しかし、現在のロボット駅そばは「アームだけ（の）産業用ロボット」のものが主流である。人型で楽しませてくれる時代は来るのだろうか？