CNo.39 希望皇ホープレイとは (カオスナンバーズサンジュウキュウキボウオウホープレイとは) [単語記事]

CNo.39 希望皇ホープレイとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するエクシーズモンスターである。

概要

主人公、九十九遊馬のエースモンスター、「No.39 希望皇ホープ」の進化形態といえるモンスター。
エクシーズモンスターであるホープをオーバーレイ・ユニット（エクシーズ素材）にエクシーズ召喚される。

ランク4/光属性/戦士族/ATK 2500/DEF 2000
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、このカードの攻撃力を500ポイントアップさせ、相手フィールド上に存在するモンスターの攻撃力を1000ポイントダウンさせる。
（効果は推定）

自身のためでなく、遊馬とその仲間のために勝ちたいと願ったアストラルの思いによって現れた新たな力。

初登場は遊馬VSジン戦。
「カムバック！」で取り返した「No.39 希望皇ホープ」（とその素材である「ガンバラナイト」、「カゲトカゲ」）をオーバーレイ・ユニットととしてエクシーズ召喚される。
効果で攻撃力を4000に上げ、さらにジンの「No.11 ビッグ・アイ」の攻撃力を0にして攻撃。強烈な一撃を叩き込んでジンのライフを0にした。

効果名は「オーバーレイチャージ」、攻撃名は「ホープ剣カオススラッシュ」。

テキストが特殊な文字で書かれているため、効果等の詳細は不明。素材には希望皇ホープが必要であると思われるが、それ以外にも条件があるのかもしれない。アストラルが「希望皇ホープとオーバーレイ・ユニットを一体とし～」といっているので、少なくともホープ単体ではなく、オーバーレイ・ユニットがある状態でなければ素材にはできないと思われる。

今までの文字化けテキストなどからの解析によれば、自分のライフが1000以下でないと使用できないようなデメリットがあるらしい。あくまで推測ではあるが、ピンチのときにしか使えないようなカードとなっているようである。

このカードのエクシーズ召喚は「カオスエクシーズチェンジ」と呼ばれる。
「C（カオス）」という、エクシーズモンスターの進化なのか、「CNo.」という、「No.」の進化なのかは現状はっきりとは分からないが、このカードの出自を考えると後者の可能性のほうが高そうだ。

主人公のエースモンスターの進化形態という意味では、「スターダスト・ドラゴン／バスター」やコンタクト融合体などに近い立場。

ホープレイの「レイ」は、初登場話のサブタイトルなどから考えると、光を意味するレイ（ray）だと思われる。同じつづりでエイの意味も持っているが、恐らく関係ない。
絶望野郎には「レイは0（零）で、ホープレイは希望0なんじゃないか」と言われることもある。

公式サイトのモンスター人気投票、ナンバーズ編では「No.39 希望皇ホープ」とは別にエントリーされている。中間発表（11/09/12発表）では1位となった。「No.39 希望皇ホープ」は票がこちらに流れたのか、TOP3に入っていない。

OCG版

「ORDER OF CHAOS」（2011年11月19日発売予定）でOCGに登場。

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/ATK 2500/DEF 2000
レベル4モンスター×3
このカードは自分フィールド上の「No.39 希望皇ホープ」の上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
自分のライフポイントが1000以下の場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力を500ポイントアップして
相手フィールド上のモンスター1体の攻撃力を1000ポイントダウンする。
※「週刊少年ジャンプ 2011年第41号」のカード画像による

ホープをカオスエクシーズチェンジせずとも、普通にレベル4モンスター3体で出せるようになった。また、ライフ1000以下のときにしか効果が発動できない制限が課せられたが、それ以外の状況では特に制限はなくなった。

レベル4を3体は普通のデッキではなかなか難しい。「血の代償」+ガジェットなら比較的容易にそろえられる。だが、同じ素材で「No.16 色の支配者ショック・ルーラー」なども呼べるため、そちらを優先することも多い。
大抵はホープを経由して呼ぶことになるだろう。また、ホープには自壊効果があるため、素材を使いきったホープでこのカードをエクシーズ召喚することでデメリットを回避できる。

効果にはライフが1000以下でなければならない制限がついているので、使い勝手は良くない。効果が使えない状況ではホープと攻守の変わらないただのモンスターになってしまう。相手からのダメージでライフを1000以下に調節するのは難しいので、積極的に使用するなら自らライフを減らすような工夫がいるだろう。

「究極・背水の陣」を使って素材を揃えれば、ライフは100になり、このカードが呼べるので効果をすぐに発動できる。「魔法の筒」など、ダメージ系効果が怖いが、能動的にこのカードの効果を発動できる方法の1つである。

条件は厳しいが、効果自体は強力。素材1つで最大1500の攻撃力差をつけられ、3つ使えばこのカードの攻撃力は4000となる。ライフ1000以下の状況なので、そのままフィニッシャーとなるのがいいだろう。