概要
レトロゲーを想起させるドットテイストの3Dブロックが溢れる世界で、自由に探索・採掘し、思い通りの世界を組み上げることが出来るゲームである。ほぼ無限に自動生成される地形は全て立方体のブロックで構成され、ブロックを壊すとそれをアイテムとして入手できる。集めたブロックを設置して建物を立てたり、様々なアイテムをクラフトしてあちこちへ探索できる。
現在は異世界や遺跡の探索、農耕や牧畜、村人との交易など世界を形作る要素も追加されている。
PC・Mac版を中心に、現在Android,iOS,WindowsPhone,Xbox360,PS3,PS Vita,Xbox Oneでも発売されている。
第一歩を踏みだそう
| ゲームモード |
特徴 |
| サバイバルモード |
探索や採掘・クラフティング・戦闘を通して生活を楽しむ基本モード |
| ハードコアモード |
一度でも死亡するとワールドが消去されてしまうサバイバルモード |
| クリエイティブモード |
ブロックを自由に配置でき、建築やものづくり要素に集中できるモード |
| アドベンチャーモード |
プレイヤーが作成したワールドを遊ぶためのモード
※初期選択は不可能、他のモードでプレイ中にチートコマンドでモード変更することでできる |
| スペクティターモード |
観察モード。プレイヤーは透明になりブロックやアイテムに干渉できない
MOBを左クリックするとそのMOBの視点に切り替わる。
|
ゲームを開始するとあなたは見知らぬ土地にひとりで放り込まれる。木を切り、土を掘り、早速拠点を作っても良いし、気ままに探索するのもよいだろう。自動生成される地形では様々な環境に巡りあうことができる。洞窟を見つけたら探索してみよう。地下は貴重な鉱石の宝庫だ。
とはいえ夜になると敵モンスターが襲ってきたり、洞窟を掘り進むと敵に取り囲まれることもあるだろう。初めのうちは、襲われないように拠点を作って逃げても良いが、武器をクラフトすると戦うことができる。貴重な鉱石は地中の奥深く、困難を超えた先にあるのが世の常だ。鉱石を集めてより装備を強化していこう。
ブロックの設置は自由気ままで、家を作ったり、塔を作ったり、農場や牧場を作ったり、天空の城を作ったり、…とアイデア次第で色々なものが作れる。徹底的に建築にこだわるのもよし、農作や牧畜をして生活基盤を築くもよし、戦闘と探索に明け暮れるもよし。自分のスタイルで気ままにプレイしてみよう。
マルチサーバーで多くのプレイヤーと協力して遊ぶことも可能だ。
詳細
今に続く「サンドボックス型ゲーム」のムーブメントのさきがけとなった。本作から影響を受けたゲームも多い。海外インディーズゲームの中では大成功を収め、インディーズゲーム業界の活性化にひとつの影響を与えている。
Notch氏のブログによると、元々はDwarfFortressの影響を受けてゲームの制作を試行錯誤をしていたが、ある時Infiniminerと衝撃的な出会いを果たし、このゲームの面白いところを抽出してもっと洗練させられないかと考えた氏は、Minecraftの原型を作り上げるに至ったようだ。
2009年に開発版が公開されると、その独特のゲーム性が動画サイトや口コミを通じで爆発的に広まった。そのムーブメントは日本でも伝えられ、日本のゲーマー達にも知られるようにまでなった。ニコニコ動画でも様々な動画が投稿され、ベータ版時点にも関わらずプレイ人口が右肩上がりに増加し、ゲームプレイ動画のひとつのジャンルを形成するまでに至った。
その後、長いテスト期間と数々の要素追加を経て、2011年11月18日(日本時間で19日)に製品版1.0がリリースされた。現在も精力的にアップデートが続けられ、様々な要素が追加されている。
PC版購入方法
Minecraft Japan Wiki - PC版購入方法
お値段は19.95ユーロ($26.95)。まず公式サイトにてアカウントを登録し、その後登録したアカウント上から購入するという流れになる。ライセンス購入制なので複数のPCにインストールすることも可能(ただし同時にプレイできるのは1アカウントにつき1人のみ)。
決済にはクレジットカードが必要だが、クレジットカードがない人はクレジット系デビットカードやクレジット系プリペイドカードでも代用可能(利用法はそれぞれの記事を参照)。
ちなみに日本からの決済では少々タイムラグがあるため、手続き確認メールが届くまで待ってみよう。何度やっても手続きに失敗する場合、Paypal経由でうまくいったという報告もある。
必要スペックの目安
ドットテイストな見た目に反して3Dゲームだけあり、スペックはそれなりに要求される。
現世代ではCPUにCore i3,i5,i7、グラフィックボードはオンボード以外ならなんでも、メモリは3GB程度あれば普通にプレイできるだろう。より快適なプレイを目指すならより強力なパーツを積むとよい。
MODを入れる場合はより高いスペックを要求されることもある。なお、負荷を下げるMODも存在する。
MOD要素
ベータ版の頃からユーザーが開発し、ゲームに数々の機能を追加できる「MOD」導入機能に対応し、ユーザーによるMOD文化も盛ん。テクスチャを差し替えるものから、ゲームシステムを追加するもの、グラフィックを大幅に強化するものなど多種多彩である。プレイ動画を見て「俺の持ってるMinecraftと違う」と思った時は、何かしらのMODが使用されていることが多いだろう。
なお、MODはPC版のみ対応している。
他ハードへの展開
元々PC向けにjavaで開発されていたが、今ではスマホや据置型ハード向けにも移植されている。なお、移植版(PC・Mac版以外)は古いバージョンをベースに作られているため、PC最新版と内容が違う場合があるので注意されたし。
| ハード |
名前 |
最新バージョン |
価格(税込み) |
| PC・Mac |
Minecraft |
1.8.1 |
19.95ユーロ($26.95) |
Android
iOS
WindowsPhone
|
Minecraft Pocket Edition |
Alpha 0.9.5
Alpha 0.10.4
(WP) |
600円(Android版)
700円(iOS版・WP版) |
| Xbox360 |
Minecraft: Xbox 360 Edition |
TU16
(1.3.1相当) |
2,138円(パッケージ版)
2,057円(DL版) |
PS3
|
Minecraft: PlayStation 3 Edition |
1.08(同上) |
2,057円 |
| PS Vita |
Minecraft: PlayStation Vita Edition |
1.02(同上) |
2,057円 |
| Xbox One |
Minecraft: Xbox One Edition |
不明 |
2,160円 |
| PS4 |
Minecraft: PlayStation 4 Edition |
不明 |
日本未発売 |
関連コミュニティ

関連項目
![Minecraft関連項目]() |
Minecraftの関連項目は数が多いため、独立記事としてまとめています
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