プログノーシス 単語

13件

プログノーシス

3.3千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

プログノーシスとは、2018年生まれの日本競走馬である。鹿毛

な勝ち
2023年:金鯱賞(GⅡ)札幌記念(GⅡ)
2024年:金鯱賞(GⅡ)

概要

ディープインパクト*ヴェルダ、Observatoryという血統。言わずと知れた歴史的名にして大種牡馬海外で2勝を挙げている。アイアンホースGiant's Causewayを負かしたこともある競走馬だった。
に英G1チェヴァリーパークステークスの勝ちVordaがいる。

2018年5月15日誕生。生産者は社台ファーム。馬主社台レースホース
所属は東の中内田正厩舎となった。

名の由来は、ギリシャ語で「予知」。

未来を知る者

3歳(2021年)

3月阪神競馬場2000mの未勝利戦という遅めのデビューとなったが、川田将雅を背に初勝利を挙げた。

続いて同じ3月毎日杯と出走という2戦にして急な間隔での重賞初挑戦。上はハゲニイ藤岡佑介に乗り替わりとなった。レースでは後方から鋭い脚で追い込むも3着。この時の優勝シャフリヤール東京優駿を制してダービーとなり、2着グレートマジシャン東京優駿4着と好走していることからかなりレベルの高い一戦であった。

も積めなかったことからクラシックは諦めて、6月中京競馬場1600mの1勝クラス上を川田騎手に戻して出走。逃げアンドヴァラナウトを交わして3身差の圧勝。ちなみにアンドヴァラナウトはこの後ローズステークス勝利している。

その後は休養を挟んで、11月武田尾特別(2勝クラス)を勝利して連勝を挙げた。

4歳(2022年)

初戦は4月京橋ステークス(3諸クラス)より始動。単勝オッズ1.3倍の圧倒的1番人気に応えて勝利し、3連勝で一気にオープンへと上り詰めた。

その後もしばらく休んで、10月末のカシオペアステークス(L)で戦線復帰。上は岩田望来を迎えた。3連勝の勢いが評価されて、4連続となる単勝オッズ1倍台の1番人気に支持されるも、高額アドマイヤビルゴを捕らえ切れず3/4差の2着と連勝は途絶えてしまった。

続いて二度重賞挑戦となる中日新聞杯では藤岡と再び組んで後方2番手から上がり最速の脚を繰り出して、猛然と追い込むも届かず4着に敗れ去った。

5歳(2023年)

5歳初戦は3月に行われる出世レース金鯱賞から始動。上は川田に戻った。初めてのGⅡ参戦であり、重賞勝利でもあったが、負けて強しの競馬が評価されて単勝オッズ2.4倍に1番人気に支持された。レースは後方から4番手程を追走。3コーナーから外に持ち出しながら直線へと向かう。大外から末脚を炸裂させて勢いよく前のへと迫り、最後は逃げフェーグロッテンを3/4身差で差し切り重賞初制覇。大阪杯への優先出走権を確保した。
この後は優先出走権を確保した大阪杯への出走を予定していたが、右後肢に疲れが見えることから回避。まあ、体質の弱いプログノーシスには厳しい間隔だったからしゃーない。

大阪杯より1ヶほど後に行われる香港チャンピオンズデーのクイーンエリザベス2世カップに出走。初のG1挑戦は海外となり、上は香港の名手サガリー・パートンとなった。ここには昨シーズン香港クラシック二冠馬Romantic WarriorオーストラリアG1連勝を挙げてここに臨むDubai Honour日本からはジェラルディーナダノンザキッドが出走した。
レースは最後方からの競馬。直線に入っても最後方のままでダノンザキッドジェラルディーナも伸びを欠いていて、中々進路が見つからない。前にいたDubai Honour伸びると内の方に進路を見つけてそこからお得意の末脚を炸裂させるも先に抜け出したRomantic Warriorは捕えらえず2着となった。
レース後、上のパートンは最後はいい脚を使てくれたと評価し、12月香港ヴァーズならもっといい走りが出来るとプログノーシスの将来性をった。

内に戻ってからの初戦は川田と組んでスーパーGⅡである札幌記念。ここには今年の大阪杯覇者で連覇を狙うジャックドール毎日杯の再戦となるダービーシャフリヤール、昨年の香港ヴァーズ優勝ウインマリリンなどの活躍が集結し、単勝オッズはジャックドールに次ぐ5.1倍の2番人気の支持を集めた。
レースユニコーンライオン逃げて2番手にアフリカンゴールドが付ける縦長の隊列となり、プログノーシスは後方3番手に付けた。向こう正面から内からスルスルの位置取りを押し上げていき、3コーナーでは先行集団の一に取り付いていた。前で群を引っっていたユニコーンライオンらが失速するなかでも止まらずやや外を回りながら2番手で直線に入ると内でトップナイフを交わして抜け出すとそのまま突き放して4身差の圧巻の走りで重賞2勝を挙げた。

次走は満を持してのGⅠ挑戦となる天皇賞(秋)であることを社台ファーム代表・吉田照哉氏が表明。迎えた天皇賞(秋)ではイクイノックスドウデュースに次ぐ3番人気の支持を受けた。発後すぐに最後方となり、そのままの位置取りで待機。直線に入ると外に持ち出して追い込むも、ハイペースでの先行競馬から堂々と抜け出したイクイノックスに追いつけない。更に外からジャスティンパレスにも交わされてしまい、ダノンベルーガとの3着争いを何とか制するのがやっと。上川田ではこれが初のとなった。

その後は再び香港に遠征してパートンの進言を無視して香港国際競走香港カップに出走。JRAオッズで香港距離王者Romantic Warriorに次ぐ2番人気となった。前走と同様最後方からの競馬となり、中少し位置取りを押し上げて直線に入るところで一気に外側に持ち出した。しかし、前が壁となって末脚を発揮させることができず、ようやく進路が開いて追い上げるも時すでに遅しRomantic WarriorLuxembourgらの優勝争いから一歩遅れる形で5着敗戦。上手く運べていたら…と思わざるを得ない競馬となった。

6歳(2024年)

2024年は昨年勝利した金鯱賞から始動。ここには5連勝で菊花賞を制した素質ドゥレッツァが出走しており、これが圧倒的な1番人気。プログノーシスは2番人気となった。
してからは抑えて位置も通り後方からの競馬。後方3番手でのまま追走していたが、向こう正面から位置取りを押し上げてドゥレッツァを見る位置に付ける。第3コーナーを外のドゥレッツァと並びながら追走、直線に入るところで外に行こうとするドゥレッツァとは反対の内を選択する。最内の開いたところからめに先頭に立つとく間に後続との差を拡げに掛かり、外から猛然と追い上げるドゥレッツァに5身差の圧勝。圧巻の走りで金鯱賞連覇を果たした。

この後は前年同様大阪杯には向かわず再び香港へ。クイーンエリザベス2世カップへのリベンジへ向かう。前売りオッズはRomantic Warriorとほぼ変わらずの人気の中、三度目の正直となるか。

血統表

ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
*ヴェル
2006 栗毛
FNo.14-c
Observatory
1997 栗毛
Distant View Mr. Prospector
Seven Springs
Stellaria Roberto
Victoria Star
Viavigoni
2001 栗毛
Mark of Esteem Darshaan
Homage
Val d'Erica Ashmore
Laconia

クロスHail to Reason 4×5(9.38%)、Northern Dancer 5×5(6.25%)

関連動画

関連コミュニティ・チャンネル

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/06/06(木) 14:00

ほめられた記事

最終更新:2024/06/06(木) 14:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP