ドバイオナー 単語

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ドバイオナー

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ドバイオナー(Dubai Honour)とは、2018年生まれのアイルランド生産・イギリス調教競走馬である。

概要

Pride Of DubaiMondeliceMontjeuという血統。
オーストラリアの2歳S1を2勝した競走馬は未出走だが、半G3優勝がいる。凱旋門賞などG1・6勝を挙げ、種牡馬としても多くの活躍を輩出した。

2018年2月10日誕生。生産者はMacha Bloodstock & Meridian International馬主Mohamed Obaida。預託先はウィリアム・ハガス調教師の下となった。

2歳(2020年)

8月ニューマーケット競馬場条件戦トム・マーカン騎手を背にデビューして4着。条件戦2着を挟んで、ヘイドック競馬場条件戦にてダニエル・タドホープ騎手を背に初勝利を挙げた。

その後、10月条件戦4着で2歳戦を終えたのだが、成績に不満を思った営は去勢を選択。クラシック戦線は々に諦めることとなった。

3歳(2021年)

騸馬となりクラシック競走に照準を合わせる必要がなくなったため、ダービーステークスが終わった6月条件戦から始動して4着。7月ハンデ戦をジェームズ・ドイルを背に勝利した。

グループ競走初挑戦となったギヨームドルナノ賞(G2)では7番人気という低評価となったが、最後方から群の中を突っ切ってグループ競走初制覇を果たした。

10月初めの凱旋門賞ウィークエンドドラール賞(G2)に出走、後方2番手から直線に持ち出されると快に突き抜けてグループ競走を連勝。

その後は中1週でチャンピオンステークス(G1)に3番人気で出走。後方から前に襲い掛かるもSealiwayを捕らえられずに2着。香港に遠征して香港カップに出走するも良馬場だったせいかラヴズオンリーユーの4着に敗れた。

4歳(2022年)

始動戦は3月ドバイシーマクラシック(G1)を選択するも高速傾向にある馬場や2410mは長すぎて10着と大敗する。

イギリスに戻ってヨークステークス(G2)に出走、Sir Buskerと叩き合いになるもハナ差で敗れて2着。インターナショナルステークス(G1)ではBaaeedから突き放され、更にSir Buskerにも敗れて4着。
仕切り直してオールウェザー戦のセプテンバーステークス(G3)に出るもG3コレクターMostahdaf完封されて2着。チャンピオンステークス(G1)では伸びあぐねて6着に敗れた。

5歳(2023年)

オーストラリアに遠征してランヴェットステークス(G1)にライアン・ムーアを背に出走。G1路線で善戦を繰り返しているMo’unga、前年に豪州女王Verry Elleegantを下して連覇を狙うMontefiliaメルボルンカップ覇者Gold Tripなどが出走しており、ドバイオナーは3番人気に支持された。
レースでは7頭中3番手を維持して直線に入るとそのまま独走態勢。猛然と追い上げるMontefiliaに4.44身差の圧勝でG1初制覇を果たした。

続いてオーストラリア距離路線の大一番クイーンエリザベスステークスに出走。ここにでは前走で破ったMo’unga・Montefiliaの他に、オーストラリア距離路線最強であるG1・9勝Anamoeが出走、日本からはユニコーンライオンが遠征していた。単勝オッズはAnamoeを退けて1番人気に支持された。
レースユニコーンライオンが大外から逃げを打ちAnamoeは先行、ドバイオナーは中団後方に位置を取った。最終コーナーで位置を押し上げつつ直線に入るとユニコーンライオンを捕らえようとするAnamoeを外からまとめて差し切って先頭に立ち追い上げたMo’ungaに2.45身差を付けてで勝。難なくG1連勝を挙げた。

その後は香港に渡りクイーンエリザベス2世カップに出走するも不得意な良馬場だったこともあり、Romantic Warrior完封され更にプログノーシスにも差されて3着に敗れた。

イギリスに戻ってからはエクリプスステークス(G1)に出走するも、伸びを見せずにPaddingtonEmily Upjohnらの一騎打ちから大きく離された4頭立ての4着最下位に敗れた。

暫く休養を取って暮れのチャンピオンステークス(G1)に出走、中団を追走するも直線で伸びずに6着といいところなしの連敗となった。

6歳(2024年)

昨年と同様にオーストラリアに遠征してランヴェットステークスからクイーンエリザベスステークスを予定していたが取り止めて、イギリスで一叩きしてから香港クイーンステークス2世カップす方針となった。

4月1日に行われるマグノリアステークス(L)から始動、G1・2勝リステッド競走に出走ということで単勝オッズ1.66倍の圧倒的な支持を受けた、5頭立ての4番手から余十分に抜け出すと2着に3身差を付ける圧勝で始動戦を快勝。格の違いを見せつけて、香港遠征への弾みを付けた。

この後は予定通りクイーンエリザベス2世カップ(G1)に出走、Romantic Warriorプログノーシスといった昨年の1・2着も出走しており、3着だった去年の辱を果たせるか注したい。

血統表

Pride Of Dubai
2012 鹿毛
Street Cry
1998 黒鹿毛
Machiavellian Mr. Prospector
Coup de Folie
Helen Street Troy
Waterway
*アルアヌード
2003 鹿毛
*デインヒル Danzig
Razyana
Eljazzi *アーテイアス
Border Bounty
Mondelice
2013 鹿毛
FNo.5-b
Montjeu
1996 鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Floripedes Top Ville
Toute Cy
Compelling
2008 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
Damson *アントレプレナ
Tadkiyra

クロスSadler's Wells 3x5(15.63%)、Mr. Prospector 4x4(12.50%)、Northern Dancer 5x4(9.38%)

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