ジャイロジェットピストルとは、1960年代初めにアメリカのMB Associates社が開発した世界初のロケット弾用拳銃(正確にはロケットランチャー)である。
概要
口径 | 51口径(マークI) 49口径(マークII) |
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銃身長 | 5インチ (12.7cm) |
使用弾薬 | 13mm ロケット弾(マークI) 12mm ロケット弾(マークII) |
装弾数 | 6+1発 |
作動方式 | ブローフォワード |
全長 | 10.88インチ (27.6cm) |
発射速度 | 60発/分 |
銃口初速 | 極めて遅いが、その後1250ft/s (381m/s)程度まで加速 |
有効射程 | 55ヤード (50m) |
発射の際や、弾体が飛行する際に拳銃ほど大きな音を出さず、さらに弾体が徐々に加速する性質から低反動、あるいは無反動であり、それでいて命中すればマグナム弾並の威力があるということで発売直後は話題を集めた。
しかし、適正距離以降からの命中精度があまりに悪く、専用のロケット弾が高価(1発15ドル)すぎて次第に市場から姿を消した。
おそらく最初で最後の、片手で撃てるランチャーである。
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