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ブラジルスキ?とは、ほとんど悪ふざけにちかい、ジョークである。
概要
テレビ東京で放送されたバラエティ番組「モヤモヤさまぁ～ず2」の中で誕生、以降もほぼ同番組内だけで局地的に用いられている。主に、番組出演者であるさまぁ～ずの三村マサカズ、大竹一樹によって番組中の突発的な小ネタとして披露される。
2012年7月15日放送の「岡山県倉敷市」の回で、市内のレジャーランド「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」を訪問した際に、放送内でブラジル サンバショーを興行していたサンバチームの一人・ニックネーム「バルジア」とのやり取りの中で、サンバチームを構成しているメンバーの出身、片言な日本語の言い回し、会話中の「間」の置き方などから、着想を得たと推測される。
次に記すのは、使い方の一例である。
１．１対１の、何の変哲もない日常の会話状況であることが望ましい。
２．「～は好きですか？」と、会話相手に特定の物事を支持し、深くこだわるかどうかを質問する。「～好き？」のような簡略化した言い回しで用いられることが多い。これは相手からの返答を質問者の意図する内容へと誘導する性質を持つ。
３．会話相手からの、質問に対して肯定する内容の返事を確認する。確認の仕方は、返答の有無と、好きであるという返答内容の言質をとる程度で構わない。
４．会話相手の返事に対してほとんど「間」を置かずに「ドウシテスキ？」と、再度質問する。この時の発言における抑揚の付け方には、件の番組中における「ブラジルの方」を彷彿とさせる独特の仕様が望ましい。また、直前の会話相手の発言が長引くと、このジョーク一連の流れが滞るので、肯定意思を確認し次第、この質問を会話相手に提示することが、成功の秘訣である。また、片言の抑揚は２．の段階でも加えることが出来る。
５．再度の質問に対して、会話相手が「～が好きである」ことの理由を説明し始めることを確認する。
６．会話相手が、説明をし終えるよりも「かなり」早い段階で、「（ド～モ）アリガト～ウ！」と、一連の会話を打ち切る。
このジョークの効果としては、実践した三村マサカズによると「息子に対して用いると、気絶した」と発言がされている。ジョークが医学面での効用として、「笑い」によって脳への特殊な作用を起こしている、という事例を考えるならば、脳幹血流の瞬間的遮断が引き起こす意識消失発作――失神、すなわち気絶という結果も、ジョークの持つ性質として決してあり得ないことではない。
また、同人物の推察によれば、家庭内の会話中で用いることは家庭崩壊に繋がる、と言及されている。家庭崩壊とは、様々な事柄を要因として起こり得る状態なので、このジョーク単体が原因となって起こる可能性は低く見積もってよいと思われる。
「人を怒らせる方法」の一種として取り上げられる場合もあるが、基本的に冗談として用いられること、怒らせることによって別の目的を達成しようとする明確な意図が組み込まれていないことなどから、同一あるいは同種の言語運用とは異なるものであると考えるのが妥当である。
ブラジルスキ?は、一連のジョークの基本形を示す名称である。「ブラジル」に該当する部分は、質問の内容に合わせて自由に変更される。また、音声の強弱や感嘆符の有無は、実際に運用する状況によって変化する。
ちなみに、元ネタとなった「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」では、マスコットキャラクター「チューピー」の人気を奪う勢いで、ニックネーム「バルジア」が新しい「顔」となり、同レジャーランドを席巻している。
関連動画
関連商品
関連する商品として、掲載は出来ないが、ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランドではニックネーム「バルジア」さんのお面（150円）が好評発売中であるとの情報がある。
関連コミュニティ
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関連項目
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