マルフクとは、かつて存在した貸金業者。赤地に白の円形マークを配した看板で知られるあの会社である。
概要
1975年、大阪にて電話加入権を担保とした貸金業として出発。
固定電話回線の開設には「施設設置負担金」を支払う必要があるが、当時はそれなりに高額であった(例えば、固定電話普及率が著しい上昇を見せていた1970年代は8万円の設定)。
負担金による加入権を借金のカタとするのが電話担保金融で、マルフクはこれを基幹事業としていた。
動産を担保とするため質権が設定され、弁済されない場合には貸付側の所有となり他者に販売される。あるいは当初より買い入れる場合もある。設置時期の古い看板に「電話のうりかい」などと表記されていたのはこのことによる。
平成期に入ると、携帯電話の普及等で相場が下落したほか、負担金自体も大幅に値下げされたため加入権の価値は低下。100万円を限度とする少額融資の消費者金融業へと衣替えし再建を図るも、現在は廃業済みである。
マルフク看板
かつては全国に営業所を構えたことから、各地の戸建住宅の塀や壁面、納屋に看板が掲げられ、その認知度はキリスト看板と双璧をなす(多分)。
上記はいずれも年代、場所により文言に差異がある。その他、縦型、景観に配慮した赤白反転型(京都向け)、サイズや材質違いなどバリエーションに富み、変わったものでは紙製看板も存在した。
写真を多数掲載しているファンサイトやブログ記事も存在し、他のホーロー看板よろしく一定数のマニアがいるようだ。ヤフオクでもまあまあな値段で取引されている。
漫画やゲームの世界では、街並みを表現する要素の一つとして類似の看板が登場するケースもある。
公式サイト
これは、かつて存在した公式サイトのトップページ上部に掲載されていた怪文書である。
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律儀にフォントサイズ=1pt、文字色=白指定、という隠せていない隠し要素として掲載されていた。
SEO対策の文章だということは理解できるが、何故metaタグで埋め込まなかった[1]のか、同じキーワードが複数回に渡って繰り返されている[2]のか。今となっては永遠の謎である。
関連項目
脚注
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