亜伊梨とは、日本のイラストレーターである(本人は自分の肩書を「絵描き」と称している)。
概要
2013年から本格的に創作活動を開始。初期のハンドルネームは「因幡」。2014年4月9日から現在のHN「亜伊梨」となり現在に至る。
画風はコミックイラストタッチで、彩色は「ハッキリとしたアニメ塗り」系(ポップで可愛い絵柄)と「エアブラシなどを多用する厚塗り」系(幻想的で綺麗めな絵柄)に大別され、用途に応じて描き分けている。
少年少女のキャラクター描画を得意としているが、憂いのある大人の表情にも定評があり、幅広いオーダーに応える才能を持つ。
デッサン力は極めて高く、いずれの画風にも共通するのは、奥行き感のある彩色と生き生きとしたキャラクター。物語性を強く訴えるイラストは、小説の挿絵や楽曲MVの動画用イラストなど、世界観を重視するクリエイター達から高い評価を得ている。
通常のペンタブではなく、より緻密な描き方を求めて液晶タブレットを愛用。
活動が本格化して最初の一年間は画力向上に努めることを自らに課し、ブログに日々の鍛錬の様子を綴っている(現在でも彼女のイラストサイト「亜空間」で確認することが可能)。
初めてイラストコンテストに応募して入選できなかったことを報告したブログ記事「イラストコンテスト投稿1回目」では、ただ落ちたという報告ではなく、自分の絵の何が駄目だったのか、どこを改善すればいいのか、そのために今何をすべきか、といった客観的な自己分析が緻密になされており、彼女の人柄を伺うことができる。
2年目以降(2014~)も引き続き地道に画力向上に努めているが、オリジナルLINEスタンプの販売やスマホカバーデザインを開始するなどインダストリアルデザインも手掛けるようになり、より積極的に創作活動の幅を広げている。
初仕事は創作2年目の2014年10月12日ブログ記事「初仕事を戴きました」で報告。それから約3か月後の2015年1月のブログ記事「動画のイラスト描かせていただきましたっ【last song】」で初めてその全貌を明かした。また、これにより高い評価を得て、2曲目「Bring Me to Life」、3曲目「嘘がつないだ君と私」、4曲目「もう帰れないソサエティ」と、立て続けに動画用イラストを手掛けている(関連するアルバムジャケット絵も受注)。
<初仕事:ボカロ曲「last song」動画用イラスト提供>
<2曲目:ボカロ曲「Bring Me to Life」動画用イラスト提供>
<3曲目:ボカロ曲「嘘がつないだ君と私」動画用イラスト提供>
<4曲目:ボカロ曲「もう帰れないソサエティ」動画用イラスト提供>
またこの頃になると、出版社への持ち込み用ポートフォリオの制作も精力的に進めるようになる。
得意とする少年少女のキャラクター絵と、特徴的な雰囲気と物語性のある画風をして本人曰く「まずは児童文庫の挿絵を目指したい」とのこと。
2016年8月、クリエイティブ制作集団イリヤプロジェクトの楽曲「Musica」MVを受注。
前4曲とはまた違ったテイストの、アニメPV風ハイスピードカット動画にも十分対応し得るクオリティのイラストであることを示した。
<5曲目:インディーズ「Musica(ムジーカ)」MV動画用イラスト提供>
同年9月、1~4曲目の発注者であるボカロP、スパイダーっちょ氏の依頼を再度受け、最新作を提供。
<6曲目:ボカロ曲「ユートピアに連れてって」動画用イラスト提供>
2016年11月6日、約1年2ヶ月の期間を費やし、38頁におよぶポートフォリオを自らの手で制作しついに完成に漕ぎ着けたことをブログにて報告。
いよいよ出版社への持ち込みを開始するとした。
その他
誕生日が4月1日であることから、自らの一年の区切りは年度末で、一年の始まりは4月1日と語っている。
方向音痴である(初めてのオフ会で会場にたどり着けなかった)。
関連動画
掲載順は最新曲~
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 0
- 0pt