先代ロサ・ギガンティアとは、ライトノベル『マリア様がみてる』及びそれを原作とするアニメの登場人物である。
概要
佐藤聖のお姉さまで、聖が2年生だった頃の白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)。第3巻「いばらの森」のエピソード「白き花びら」のみの登場。本名は不明で、この名称はアニメ版のクレジット表記による。
聖に「生涯頭が上がらない人」と言わしめるほどの大人物で、当時やさぐれていた聖に対して、良い意味で放任主義を取っていた。聖の負担にならないように、わざと「顔で妹(プティ・スール)選んだ」と言ったり、聖を心配する水野蓉子のことも気に掛けるなど、細やかな気配りもできる。久保栞との悲しい別れから聖が立ち直ったのも、彼女の功績によるものが多い。卒業式では聖に栞との悲劇を繰り返さないために、「大切なものができたら、自分から一歩引きなさい」と言い残し、リリアンではない一般の大学に進学した。この言葉が、聖と藤堂志摩子の出会いを作り、二人の一歩離れた姉妹スタイルに影響を与えていく。
最強の薔薇さま
本編開始時点で既にリリアンを離れており、卒業後は全く登場しないが、そのカリスマ性に加え、アニメでは大御所声優の高山みなみが起用されたことから、信奉に近い人気を持つ。そのオーラは、紅薔薇さまになってからの蓉子をも凌駕しており、超白薔薇さま(スーパー・ロサ・ギガンティア)、略してSRGとも呼ばれている。原作の挿絵が無いため、アニメ版と漫画版では外見が全く異なるが、ファンアートではほぼ100%、アニメ版のイラストで描かれている。また、二次創作絵では中の人がバーローであることから、声優ネタがとても多い。
なお、彼女と同期の薔薇さまはアニメでは姿を見せておらず、ドラマCDのみの登場であるが、先代ロサ・キネンシスを勝生真沙子、先代ロサ・フェティダを三石琴乃が演じている。伝説の三薔薇さまのお姉さま方は、やはり偉大な人達だったということなのだろうか。
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関連項目
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