大盛穂単語

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大盛穂（おおもり　みのる、1996年8月31日-）とは、大阪府大阪市出身のプロ野球選手（外野手）である。現在は広島東洋カープに所属。

概要

小学校1年生から野球を始め、中学時代はシニアチームに所属。

高校は飛龍高等学校に進学。1年秋からレギュラーとして活躍したが甲子園出場は無かった。

高校卒業後は静岡産業大学に進学。1年時からレギュラーとなり、4年時にはリーグ戦で、首位打者(春)、ベストナイン(春・秋)を獲得、18年ぶりの東海大会進出に貢献した。

2018年ドラフト会議にて育成選手1位で指名され広島東洋カープに入団した。背番号は124。スカウトからは「三拍子揃っている選手。丸や野間のようになってほしい」と評された。

広島時代

2019年は二軍で最多の109試合に出場。オフには支配下選手登録されることが発表された。背番号は59に変更。

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2020年は7月24日に一軍初昇格、その日の横浜DeNAベイスターズ戦で代打プロ初出場、結果は投ゴロ。7月26日のDeNA戦で平良拳太郎から内野安打を記録しプロ初安打、10月3日の東京ヤクルトスワローズ戦でアルバート・スアレスからプロ初本塁打を記録した。1番打者として22試合に起用され、それ以外に代打・代走・守備固めと様々な役割で起用された。73試合の出場で、打率.259、2本塁打、16打点、5盗塁を記録した。

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2021年は開幕を一軍で迎えた。新型コロナウィルス感染や右手首の負傷など不運が重なり一軍と二軍を行き来する時期もあったが、代走や守備固めを中心に活躍。56試合出場、打率.270、3打点、5盗塁を記録。

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2022年は52試合の出場で打率.203、1本塁打、3打点だった。

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2023年は59試合の出場で打率.152、1本塁打、5打点だった。

プレースタイル・人物

俊足巧打が持ち味で、身体能力も高い。チーム内トップクラスのスピードと遠投120ｍの強肩が売り。課題は空振りの多さと選球眼。

ドラフト以前は無名に近い存在であったためプロ野球選手という選択肢はなく、社会人野球チームのセレクションでも数チームから落とされていたため進路に悩んでいた。

穂(みのる)という名前は兄がつけたもので、漫画「赤ちゃんと僕」の登場キャラクターに由来している^[1]。

成績

• （2023年終了時点）

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2020年	広島	73	148	135	21	35	5	3	2	16	5	0	1	11	1	50	1	.259	.318
2021年		56	41	37	9	10	1	1	0	3	5	2	0	1	1	19	2	.270	.308
2022年		52	76	69	8	14	2	2	1	3	0	0	0	6	1	17	2	.203	.276
2023年		59	71	66	10	10	2	0	1	5	4	1	0	2	2	22	1	.152	.200
NPB：4年		240	336	307	48	69	10	6	4	27	14	3	1	20	5	108	6	.225	.282

年度別守備成績

年度	球団	守備位置	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2020年	広島	外野手	56	61	0	0	0	1.000
2021年			53	32	1	0	0	1.000
2022年			42	32	2	0	1	1.000
2023年		外野手	47	53	2	1	0	.982
通算		外野手	198	178	6	1	1	.995

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• NPB（日本プロ野球）
• 育成選手
• 広島東洋カープ

脚注

1. *漫画の方は「穂」ではなく「実」と書いてみのると読む

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