大聖寺駅(だいしょうじえき)とは、石川県加賀市にあるJR西日本・北陸本線の駅である。
概要
普通列車のほか、特急「しらさぎ」の夕方の上り2本と特急「おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス」(平日のみ運行)が停車する。国鉄型配線である単式・島式ホームを組み合わせた2面3線の無人駅。
加賀市役所の最寄りと言うこともあり、2021年まではみどりの窓口を併設した有人駅であったが、JR西日本の合理化の影響で無人化された。その後、駅舎は加賀市が買い取り、「大聖寺ゲートウェイ」と言う複合施設を併設している。
なお、特急については大半が加賀温泉郷の最寄り駅として整備された加賀温泉駅に停車しており、当駅に停車する特急は通勤客対応程度のものとなっている。
2024年春の北陸新幹線開業後はIRいしかわ鉄道とハピラインふくいの境界駅となる(管轄はIRいしかわ鉄道)。列車はIRいしかわ鉄道側の一部を除き、直通運転を実施する。
かつては加賀温泉郷の山中温泉・山代温泉の最寄り駅となっており[1]、数多くの特急が停車していた。北陸鉄道加南線の山中線が発着しており、乗り換え駅として賑わっていた。
だが、同じく加賀温泉郷の片山津温泉の最寄り駅であった2つ隣の動橋駅と特急停車の争奪戦を繰り広げている状況であり、最終的に双方に特急が停車する有様であった。スピードアップの阻害になるとして痺れを切らした国鉄は作見駅を加賀温泉郷の最寄り駅とすることに決め、1970年(昭和45年)に特急は加賀温泉駅停車に基本的に統一された。
ただし、加賀市役所の最寄りと言うこともあって、特急の一部は引き続き停車となり、一旦廃止されたみどりの窓口も1990年(平成2年)には再開された(現在は前述の通り廃止)。
北陸鉄道加南線は1971年(昭和46年)に廃止されており、現在はバス路線が運行されている。ただ、地元住民による利用が主であり、観光客は加賀温泉駅を利用して温泉街に向かっているのが実状である。
隣の駅
隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
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牛ノ谷駅 | 大聖寺駅 | 加賀温泉駅 |
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関連項目
脚注
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