東京グランギニョル単語

トウキョウグランギニョル

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東京グランギニョルとは、1984年～1986年に活動していた劇団である。

概要

1983年、元状況劇場の鏨汽鏡と飴屋法水により結成された。いわゆるアングラ劇団の一つで、嶋田久作、丸尾末広、越美晴らが団員として活動していた。わずか4作品を発表後解散し、一部の団員は飴屋法水「BIS SEAL PISHOP、M.M.M.」に合流していった。

……というか、ニコニコ動画的には（というか現代の日本のウェブサイトのほぼ全般に言えるのだが）、古屋兎丸による漫画版『ライチ☆光クラブ』からポロロッカして存在を知ったものも多いと思われる（なおWikipediaの東京グランギニョルの記事は2005年初版で、このムーブメントとはあまり関係なくサービス開始すぐに作られたと思われる）。
1960年代から1970年代における寺山修司の天井桟敷、唐十郎の状況劇場、鈴木忠志の早稲田小劇場、佐藤信の黒テントといった四天王級の存在ではないものの、漫画を描いた古屋兎丸のその後の活躍から『ライチ☆光クラブ』辺りまではさかのぼる読者も多く、現在でも地味に知名度の高い劇団の一つとなっている（もちろん劇団を営んだ飴屋法水自体の知名度も高いので、活動期間が短いとはいえ純粋に飴屋法水、劇団そのもののファンもいるが）。