用とは、以下のことを表す。
人名
漢字として
用
- Unicode
- U+7528
- JIS X 0213
- 1-45-49
- 部首
- 用部
- 画数
- 5画
- 意味
- 使用する、施行する、作用する、効用、必要なもの、用事、用意、適用するという意味がある。〔説文解字・巻三〕には「施行すべきなり」とある。
- また以と通じ、~をもってという意味がある。
- 字形
- 木を組んだ作った何かの象形。具体的には、木を組んだ柵とする説、木を組んだ桶という説がある。柵の象形説は、柵で犠牲の動物を囲い、犠牲に使うことから用いるの意味となったという。桶については用と甬が同源であることによる。
- 〔説文〕は卜+中の会意として、卜(うらない)に中ったときに施行すべしという説明である。しかし甲骨文、金文の字形はそのような形ではない。
- 音訓
- 音読みはヨウ(漢音)、ユウ(呉音)。訓読みは、もちいる、はたらき、そなえ、もって。名のりに、ちか、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字で、小学校2年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 用は部首用部を作る。用に従う字のほかに筆画として用を含む字を収める。
- 声符
- 用を声符とする漢字には、甬(象形説もある)、などがある。
- 意符
- 用を構成要素とする会意字には、庸などがある。
- 語彙
- 用意・用役・用間・用具・用刑・用件・用賢・用言・用語・用材・用紙・用事・用字・用捨・用舎行蔵・用心・用心棒・用水・用途・用度・用筆・用品・用兵・用武・用命・用量・用例
異体字
互換文字
- 1
- 0pt
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