蛸神教(たこがみきょう、しょうしんきょう)とは蛸を信仰の対象とする宗教である。
概要
アニミズムの特徴を色濃く残す民俗信仰・自然信仰を基盤とした原始宗教の一種であり、漁労文化と深い関わりを持つ。
蛸神教には明確な教典や教義は存在しない。その由来はタコおよびタコに宿る神を信仰の対象とし、これを祀ったことが起源であると考えられている。漁労をつかさどる神であり、祭の際や願いごとをする時には魚を捧げるのが習わし。大間のクロマグロを捧げるのが最上とされる。
神は、通常はたこルカと呼ばれる。一方、邪神とみなす人々からは、クトゥルカとも呼ばれる。
土着系の信仰を持つ民族としては、他にも、狩猟民族のVO族、農耕民族で葱神教を信仰する葱族などが知られている。
現代の日本においても、蛸は各地で神として祭られている。(一例: 能登島町の蛸祭)
関連動画
- 信仰の様子
- 神の御姿
関連項目
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