迷い中Pとは、アイドルマスター関連の動画制作者(プロデューサー)である。
概要
2011年1月にデビュー。主にご当地ソングを題材としたMADを手がけている。
地名を織り込んだ楽曲というと演歌や民謡が大部分を占めるがどちらもニコマスでは少数ジャンルであり、それゆえ楽曲タイトルでP名特定余裕と評するコメントも見られる。実際どこから音源持ってきたんだと言いたくなるような渋い選曲も散見される。楽曲の傾向からほとんどの動画に「おっさんホイホイ」タグが付されているが、一連の動画は旅情にあふれており、むしろシリーズとして「旅m@s」のカテゴリに入れてもよさそうだ。実際どこから素材持ってきたんだと言いたくなるような渋い画像も多い。
動画の基本パターンはその土地の風景画像を背景にしてアイドルたちが歌い踊るという構成であり、決して奇をてらったものではない。現状は率直に言って再生数に恵まれているとはいえないが、すでに楽曲選択に個性を発揮していることと、デビュー以来ハイペースでの動画アップが続いていることを鑑みれば、今後演出や技術が磨かれるにつれてユニークな存在として注目されるPに今後脱皮する事は大いに期待できる。
楽曲とアイドルの衣装のミスマッチが独特の空気感(つまり違和感)を醸し出している作品も少なくない。この点について本人が狙ってやっているのかどうかは定かでないが、これが迷い中Pの持ち味であることは間違いない。中でも「スク水演歌」なるオリジナルな試みはさっそく目ざとい視聴者を惹きつけており、何かのきっかけでブレイクする可能性を秘めている点は特記しておきたい。
生放送主としても活動しているが、こちらは既に同名の生放送記事ができているのでそちらを参照の事。
関連動画
迷い中Pの個性的なセンスが光る作品をいくつかピックアップしてみよう。
▲奈良県が舞台。非常にゆっくりとしたスピードで画面の向こうへひたすら歩いていくあずさの後ろ姿と、歌につれて歌詞のテキストが画面を埋めて行く構成はそれだけでも独特なものだが、クライマックスでの効果的な演出につながっているのがポイント。
▲ありそうでなかった?スク水演歌。どう考えてもマッチしないもの同士を結びつけた結果、えもいわれぬ不思議な世界が誕生した。何気にシンクロ率が高いので気が付くとすっかりなじんでしまっているのが怖い。
▲民謡や演歌に合わせてハカマグラデュエーションを選んだ作品もあるのになぜかこの動画の伊織はゴシックプリンセスというミスマッチ。そこまではまあいいとしても有名な「小原庄助さんは〜」の合いの手の部分ではさらに意表をついた場面選択が行われている。こういう不思議な演出こそが迷い中Pの妙味なのだが意図したものというよりは天然な気がする。
公開マイリスト
関連項目
- アイドルマスターのプロデューサーの一覧
- アイドルマスター
- 演歌m@ster
- スク水
- 迷い中P(放送記事名)
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