damnおじさんとは、元WWEスーパースターのロン・シモンズ(ファルーク)である。
概要
damnおじさんは1986年にプロレスラーとしてデビュー、元NFLの選手であった。
90年にはWCWでブッチ・リードと「ザ・ドゥーム」を結成、スタイナー・ブラザーズを破ってWCWタッグ王座を獲得。
また、新日本プロレスにも参戦、東京ドーム大会においてブッチ・リードと組み、ベイダー、ビガロ組と対戦し、リードがフォールされ敗れた。
PPV「スーパー・ブロール1」での金網マッチでリードと対戦し、勝利した。
92年にはベイダーを破りWCW世界ヘビー級王座を獲得、93年からはECWに参戦。
96年からはWWF(WWE)にヒールとして参戦、黒人至上主義集団「ネーション・オブ・ドミネーション(NOD)」のトップに立った。
また、ザ・ロックを売り出す方針によって98年にはロックにトップを明け渡す追放アングルが組まれ、追放となった。
ベビーターンしたのは良いものの、中堅で燻っていたが、98年、タッグチーム「アコライツ」をブラッドショー(JBL・レ神)と結成し再浮上、ジ・アンダーテイカー率いるミニストリー・オブ・ダークネスにも参加するなど、存在感を取り戻す。
2000年からはアコライツを「アコライツ警備保障(APA)」とし、バックステージでは葉巻を吸い、酒を飲み、ポーカーをする、金が入れば用心棒をする荒くれ者なギミックが定着し、様々なレスラーと共演し、人気を集める。
またリングでは、ケイン&Xパック、ハーディーボーイズ、ダッドリーボーイズなどと対戦しWWFタッグ王座を3回獲得。
体調悪化などで04年からは裏方でWWEを支えていたが、06年RAWでジョン・シナのマイクパフォーマンス中に突然姿を現し、マイクを奪うと、「Damn!」とキメセリフだけを言って立ち去り、復帰を果たす。
ここらへんからがDamnおじさんの始まりであり(もっともdamn自体は前から使っていたが)、要所に突如として表れ、「Damn!」と言っては立ち去るキャラを演じる。
また、この「Damn!」というキメセリフは日本のお笑い芸人だとかをひょっとしたら凌駕するほど、間の取り方が上手く、見ている側は結構じれったい(だがそれがいい)。
Damnおじさんに進化してからはPPVサバイバー・シリーズでリック・フレアー率いるレジェンドチームとしてリングにも復帰、ダークマッチを重ね、ヒートにてリング復帰を果たす。
また、JBL(ブラッドショー、レ神)がRAWに移籍すると、ホーンスワグルの用心棒役としてAPAを結成し勝利するなど、熱い展開が期待された。
が、結局その後はAPAとしての活動はなく対ジョバーでの秒殺劇→「Damn!」で頑張っていたが、
09年にはWWEを解雇。しかしながらときおり、スキットなどに登場する。
得意技はドミネーター、ハイアングル・スパイン・バスター(プロレス界最高だと言えよう)等々そして、「Damn!」である。
「Damn!」が発動するときはどのような強キャラであっても動きを止めてしまう必殺技であり、Damnおじさんの最終奥儀であり誰にも破られることはない(?)。
因みに身長188cm 体重123kg 1958年5月15日生まれのナイスガイである。
補足としては「damn」は日本語訳で「バカめ!」などの意味である。
2012年2月21日のRawにて、HOF(殿堂入り)が発表された。
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関連項目
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