PASSING BREEZEとは、SEGAのアーケードゲーム「アウトラン」に収録されたBGMである。
アウトランについて語るスレの>>4より |
概要
1986年のアーケードシーンに登場した大型筐体を使っての体感ゲーム、そのシリーズ第四弾としてアウトランは稼動を開始した。
その中で収録されたBGMの一つが本楽曲である。
作曲はHIRO師匠(現・川口博史氏)が担当。
その後、アウトランが数々のゲームハードに移植されたり、続編が作られた。
その都度必ずアレンジが施されており、音源を聞くだけでどのバージョンか聴き分けができる程に訓練された熱狂的ファンもそれなりの数が存在する。
MAGICAL SOUND SHOWERと比べれば数こそ少ないが、様々なアレンジがあり、多くの人が魅了される楽曲で、SEGAの看板的タイトルを代表する名曲であると言っても過言ではない。
全くの余談となるが、こんな逸話がある。本楽曲は開発中は「PASSING WIND」だったのだが、後に英語のスラングでオナラを意味する単語だと判明し、慌てて修正が入ったと言う実に笑えない話が一つ。
もう一つは初代アウトランではSPLASH WAVEとタイトルが入れ替わっており、後に発売されたSEGA GAME MUSIC VOL.1と言うアルバムで修正されるも、更に後発のサントラではゲームでの表記の通りに楽曲が流れると言う非常にややこしい事になっており、HIRO師匠も流石に色々と諦めたんじゃないかなと推測される。
どこか感じるノスタルジーさ、弾ける波のようなドラムサウンド、そよ風のようなゆったり感を持った本楽曲であるが、アレンジとなるとガラリと雰囲気が変わる事が多い。サンバであったり、フュージョンであったり、バラードであったりと汎用性は非常に高い。
殺伐としたギアガチャリスト達の間に流れる一服の清涼剤と言っても過言ではない。
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全てはここから始まった 2のバージョン。原曲のイメージを崩さず良い方向
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