SCP-1281とは、創作サイト「SCP Foundation」に投稿されているSCPオブジェクトのひとつである。オブジェクトページの作者はDrEverettMann氏。
概要
エッジワース・カイパーベルトで発見された宇宙起源系オブジェクト。ヘッドカノンとは言え財団の活動範囲の広さには目を見張る。
オブジェクトクラスは「Safe」。
涙滴型をした生体機械であり、全長は12メートル。自らを「ハービンジャー」と称する。深宇宙での生存に対応した設計がされており、ごく低い温度の中でしか活動出来ない。情報の処理と電波の送受信が可能で、相手の言語を理解しコミュニケーションを試みる意図が見受けられる。現在は残骸が保管されている。
本来は恒星間航行能力を持っていたようだが、財団の発見時にはシステムの大部分が損壊しており航行能力や付属品を失った状態で休眠していた。その影響か冷却機能を喪失しており、分析装置の稼働と言った活動による温度上昇でシャットダウンしてしまうのみならず、生体組織に損害が発生してしまう。
年代測定の結果では少なくとも13億年の時間を過ごしていたと思われ、その大半は休眠中であったようだ。
その正体は、かつてこの宇宙に生きていた文明からのメッセンジャー。彼らもかつて存在していた者からの信号を受け取っており、自らの滅びの際に同様にメッセージを託したのだ。
バトンのように伝えられるそれは、この暗く広大な宇宙にかつて火を灯していた者の存在を知った者が、自分達の後に宇宙を灯す者が居るかもしれないと言う希望を抱き、静寂の銀河に自分達は"ここにいる"と投じる声。その“さきがけ”(harbinger)を託された「ハービンジャー」は太陽系に辿り着き、任務を果たすと共に活動を停止した。
Taleでは「ハービンジャー」を分析し複製を造り出した財団がK-クラスシナリオの折に新たな「ハービンジャー」を送り出す作品も存在する。
関連動画
関連コミュニティ・チャンネル
関連項目
関連リンク
- 8
- 0pt