- 野球に於いて一日で二試合あるチームが試合を行うことである。「試合の消化のためダブルヘッダーを検討する」「10.12決戦はダブルヘッダーで行われた。」
- その他のスポーツに於いても使われる用語であるが、定義はスポーツによってことなる。
- その他、一日で複数のイベントや予定をこなすこと。「午前は大学院、夕方は高校の同窓会というダブルヘッダーだ。」「一日で映画館でデジモンの劇場版とプリキュアの劇場版を見るダブルヘッダーになった」
概要
例えば、阪神タイガースが甲子園球場に於いて午前10:00から広島東洋カープと第一試合を行い、第二試合を午後6:00から行うような場合のこと。また、第一試合の相手が広島東洋カープで、第二試合の相手は横浜DeNAベイスターズであるような場合は変則ダブルヘッダーという。
二軍の試合が一軍の本拠地で行われるような場合が現在でもたまにあるが、仮にウエスタンリーグの阪神タイガースと広島東洋カープの二軍戦が甲子園で行われた後、同じ組み合わせで甲子園で一軍の試合が行われたとしても、この場合はダブルヘッダーとは言わない。
プロ野球黎明期の1930年代から、今ほど交通網が発達していなかった1980年代までは、NPBに於いても多く行われていた。独立リーグに於いては現在も行われている場合があるが、NPBでは現在は行われていない。というのも、選手の疲労や健康面を考慮した場合、ダブルヘッダーを行うと選手の負担が大きいからである。このため、1998年を最後に、検討されたことはあっても、行われたことはない。
このダブルヘッダー試合は、1988年の「10.19決戦」や翌1989年の「10.12決戦」など今でも語られる名勝負、ドラマの舞台になってきた。
この他、プロレスでは、一人のプロレスラーが1日で主催の異なる興行に参戦することをダブルヘッダーと呼ぶ。K-1など総合格闘技に於いては、1日でトーナメント制でチャンピオンを決める、つまり選手が1日で複数の相手と複数の試合を行う1dayトーナメントが採用されている場合がある。F1などに於いては、2週連続でレースが開催されることをダブルヘッダーと呼ぶ。
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