ジュノ大公国(The Grand Duchy of Jeuno)とは、ファイナルファンタジーXIに登場する架空の国家である。
「中の国」「アルタナ連合(アルタナ四国協商)」を構成する国家のひとつ。FF11のサービス開始当初から存在する国であるが、プレイヤーの所属国としては選択できない。
国としての歴史は30年ほどの新興国であるが、周辺国と遜色ないほどに発展している。
ややヒュームに偏っているが、人間5種族が見事に共存している。そればかりか、人間と敵対関係にある獣人まで暮らしている姿が少数ながら見られる。
元々は小さな漁村であったこと、都市の構造が階層型になっていることなど、FF7に登場する「ジュノン」の町と共通点が見られる。
クォン大陸とミンダルシア大陸間の海峡に巨大な橋を建て、その上に都市を形成している。
サンドリア・バストゥーク・ウィンダスのちょうど真ん中あたりに位置し、文字通り「中心」と言える。
都市は「ジュノ港」「ジュノ下層」「ジュノ上層」「ル・ルデの庭」の大きく4つの区画に分かれる。
位置的にはジュノの最下層。ここの橋はウィンダス方面に通じている。
同盟国であるサンドリア・バストゥーク・ウィンダス、そしてミスラたちの集落のひとつ「カザム」とをつなぐ飛空艇の発着所。
ジュノ港のひとつ上の階層。バストゥーク方面に通じている。
「下層」というと貧民街やスラム街を思い起こしやすいが、単に高さが低いというだけ。むしろ、ジュノの中で最も賑わっている区画である。
ジュノ下層のひとつ上の階層。サンドリア方面に通じている。
ジュノの最上層で空中庭園。
宮殿、大公邸、各同盟国の領事館など政治的な施設が多く立ち並ぶ。
サンドリア・バストゥーク・ウィンダスの三国から「大公」の位を授かったカムラナート(Kam'lanaut)とエルドナーシュ(Eald'narche)の兄弟が国を治める。
2人は主に外交に力を入れており、内政は首相のエシャンタール(Esha'ntarl)と商工議会所が行っている。
大規模な軍隊は存在せず、小規模な「ジュノ親衛隊」と「ジュノ警備隊」が国を守る。
ジュノ親衛隊長ウォルフガング(Wolfgang)は、外交の場においてまとめ役を任されることもある。
「アルタナ連合(アルタナ四国協商)」のまとめ役と言える立場にある。
中立を謳っているが、あくまで専守防衛という意味であろう。水晶大戦の際には人間諸国へ宣戦布告をしてきた獣人たちに対抗するべく、連合軍の結成を提唱したのもこの国である。
一方で国家間の代理戦争とも言えるコンクェスト政策においては監督という立場を取っており、領土争いには関わっていない。
ほんの80年ほど前に「ジュノ村」として生まれた。このころは貧しい漁村であった。
30年ほど前に、2人の漂流者がこの村の者に助けられる。そしてその2人がもたらした知識と技術で瞬く間に大国の仲間入りを果たす。この2人こそが、後の大公兄弟である。
20年前の水晶大戦では、前述の通り連合軍の結成を提唱、そのまとめ役として君臨し、戦争が終結し連合軍が解散した現在でも同盟国間の中心的な立場で在り続けている。
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最終更新:2024/05/08(水) 13:00
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