ジュリアン・ベネトーはフランスの元テニス選手である。シルバーコレクターとして一部では有名。
Julien Benneteau | |
基本情報 | |
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国籍 | フランス |
出身地 | フランス: ブール=ガン=ブレス |
生年月日 | 1981年12月20日 |
身長 体重 |
185 cm 79 kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
デビュー年 | 1998年 |
引退年 | 2018年 |
テニス選手テンプレート |
いかにもおフランスらしい引き出しの多い中堅選手。先に実績を挙げてきたのはダブルスの方で、ロンドン五輪でリシャール・ガスケと組んで銅メダルを獲得したほか、2014年の全仏オープン男子ダブルスではエドゥアール・ロジェ・バセランとのコンビで優勝している。シングルスの通算勝率は5割を切っているが決勝進出は少なくない。しかし決勝では何故か勝てず準優勝が10回となっている。女子だとフランチェスカ・スキアボーネがなかなか勝てなかったが、それでも9回目の決勝で優勝しており、ここまで勝てないのはちょっと珍しい。対戦相手もツアー初決勝のジョアン・ソウザ、インドアハードの大会で典型的クレーコーターのフアン・モナコなど「今度こそ勝てるだろう」という決勝は何度かあったのだが・・・(実際ソウザとの決勝ではあと1ポイントで優勝というところまできていた)。
2014年のクアラルンプール決勝では錦織圭と対戦。この大会3年連続の決勝だったこともあってかジュリアンコールが起きている。アジアのスターである錦織に引けを取らない歓声にベネトーも応えて第1セット途中までリードしていたが、肝心のサービングフォーセットを落とすとタイブレークも取られ、そのままストレートで敗れてしまった。上位選手相手に良い勝負をすることもあるので実力が足りないことはないはず。日本でもコアなテニスファンの間ではよく知られている状況なので、優勝の暁には盛大に祝福されるところだっただろうが、2018年限りでとうとうシングルス優勝なしのまま引退となってしまった。
最近の遅咲き初優勝ではオーストラリアのウェイン・アーサーズが2005年にシングルス初優勝を挙げた例がある。ベネトーより10歳上のアーサーズはこの年で34歳、ダブルスで実績があったのも同じだった。2015年にはビクトル・エストレジャ・ブルゴスが34歳6ヶ月で初優勝、アーサーズの記録を抜いてATP史上最年長での初優勝となった。対してベネトーは2018年シーズン中の引退が報じられる中、最後の出場となった2017年MSパリインドアで快進撃を見せたが惜しくも準決勝で敗れたのが、現役最後の輝きとなった。
なお現役引退後はフェドカップの監督に就任し、2019年にさっそくフランスチームを優勝に導いている。指導者としての今後のキャリアに期待したい。
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最終更新:2024/05/01(水) 11:00
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