スダールとは (スダールとは) [単語記事]

そこは、ミクロネシアに点在する島の人々から死の海と呼ばれる海域であった。

だが、恐れを知らぬ漁師たちはタブーを笑い、

勇敢にも死の海に漁場を求めていったのです……

スダールとは、特撮 TV番組『ウルトラQ』に登場する怪獣である。

概要

全長(胴回り)：100m
足の長さ：200m
体重：3万t
別名:大ダコ
出身地：コンパス島

別名そのままにタコをそのまま巨大化させた怪獣。

1966年 6月5日放送の第23話「南海の怒り」に登場。

ミクロネシア近海にあるコンパス島の住民からは守り神として敬われているが同時に祟り神として恐れられてもいる。

ビームなどの特殊な攻撃手段は持たないが触手の怪力は凄まじく船を何隻も沈没させたりしている。

万城目淳の要請でやってきた国連軍の空爆を食らい手傷を負い、上陸したところを原住民に槍でメッタ刺しにされ、トドメに家族をスダールにより殺された少女・アニタにライフル弾を撃ち込まれ死亡。

スダールの造形は『フランケンシュタイン対地底怪獣』からの流用で、対決するシーンは『キングコング対ゴジラ』からの流用。
成田亨は魚を大きくしたようなギョオという怪獣をメインに据えようとデザインしたが上層部ははじめから前述の流用を前提として作ると決めていたためこのギョオはお蔵入りとなった。後に成田が企画した特撮 TV番組『突撃!ヒューマン!!』に登場するギャロンという怪獣はギョオと似通ったデザインをしている。
名前の由来は酢だこ。
放射能の影響で巨大化したという裏設定がある。現実のタコは大きくてもせいぜい3mクラスである。