ペートナーとは (ペートナーとは) [単語記事]

ペートナーとは、立憲民主党が党の支持者につけた呼び名である。
正式表記は「PERTNER」
ペルトナー、ピアートナー等と読むという説もあるが、概ねペートナーで定着したようだ。

概要

立憲民主党は2018年 9月18日、埼玉県さいたま市浦和区において
「埼玉立憲フェス　～立憲民主党埼玉県連合　定期大会　2108～」
を開催し、支持者を集め、来夏の参院選に向けた立候補者の擁立、枝野幸男党代表とのトーク、及び写真撮影などを行い、今後の活動方針を支持者に説明する等、党の団結を図った。

その際に支持者に対して、ネックストラップのついたカードホルダーに入った、大会参加者を示すカードを配布した。
そこに書かれていたのが「PERTNER　立憲民主党埼玉県連合」の文字であった。
こんな立派な会員証が完成するまで誰も気づかなかったのか・・・

支持者が配布されたカードと大会プログラムの写った写真をTwitterに投稿したり、
枝野代表と握手する「PERTNER」の文字を首からぶら下げた支持者（リチャード・コシミズ）のツーショット写真が出回ったことで、
立憲民主党が支持者をペートナーと名付けたことが判明した。

このことから、ネットの一部では立憲民主党を支持、応援する人をペートナーと揶揄するようになった。

ペートナーという言葉の響きが面白かったためか、「ペートナー」と、立憲民主党の支持者が言われがちな言葉が組み合わさって揶揄されることもあるようだ。
ドラゴンボールの孫悟空の言葉のように揶揄されることも。

なぜペートナー？

一般的に、「仲間」を示す英単語は「PARTNER」である。
それが「PERTNER」になってしまった理由としては、単なる誤字であるという説、単語自体を知らなかった説、本当に支持者をPERTNERと名付けた説、実はペルソナと書きたかった説、
「A」は政敵の安倍晋三首相（ABE）の「A」だから枝野（EDANO）代表の「E」に変えた説
などがある。
それだとエデノと名乗ることになるけど

いずれにしても、カードをデザインした人、印刷した人、ネックストラップ入りの形にした人、配った人、配られた人、写真撮影した人、写真に写った人の誰も疑問に思わなかったのか、
PERTNERはそのような言葉として世に出ることとなり、認知されるようになった。

教訓

本件のように組織全体でここまで形になるまで気づかないで世に出ることは珍しいかもしれないが、
間違いは誰にでも起こることである。
些細な間違いで他者をあげつらうようなことをすれば、いずれは自分に返ってくることも考えられる。

しかし、立憲民主党は前身の民主党・民進党時代から、政治的に敵対している自民党や議員等の漢字等の読み間違い、
言い間違い、書き間違い、勘違い、誤り等について国会でクイズを始めるレベルで厳しく追求してきた政党であるため、
同様に間違いをした時に厳しい目で見られる傾向にあるようだ。

強い言葉で相手を糾弾する際には、我が身に返ってこないか考えることが大切である。