ヤリドヴィッヒ

ヤリドヴィッヒとは、マリオシリーズに登場するキャラクターである。

概要

スーパーマリオRPGに登場するボス。ケンゾールやユミンパと同様にカジオー軍団の一員で、槍をモチーフとした姿をしている。
手足が非常に細く、今にも折れそう。

リップルタウンの住人を監禁し、彼とその分身体が住人のキノピオたちに化けていた…が、見た目も行動も滅茶苦茶怪しいので、プレイヤーからは彼らが偽物であることはバレバレ。
でも、ここの怪しい店でしか購入できないレアアイテムもあるので…

やがてマリオ達がスターピースを沈没船から持ち帰ってくると本性を表し、リップルタウンの住人達を人質にスターピースを奪うと逃げようとするも、ジョナサン・ジョーンズとマリオたちに阻まれ、合体を果たして本来の姿となり戦うことになる。

ちなみに、機械のくせに人間臭く、戦闘中になにかんがえてるのを使うと、負けたら出世に響くことを気にしていることがわかる。
もっとも、戦闘時以外でも会話の随所からそれらしい部分をにおわせているのだが。

すいじょうきばくはつ

みんなのトラウマ。この時点では破格の威力を誇る全体攻撃技であり、HPを半分以上持って行かれることもザラ。

他にもすいじょうきばくはつを使用する敵は存在するが、この技自体はそれほど威力のある技ではない。これはヤリドヴィッヒの魔法攻撃力が非常に高いことからくるもので、他に使うフレイムストーン、ウィルオーウィスプも単体攻撃技ではあるがすいじょうきばくはつと同程度のダメージである。
ヤリドヴィッヒは戦闘開始時に必ずすいじょうきばくはつを使ってくるため、そのインパクトのあるエフェクトと半端ないダメージ量とともに記憶に残りやすい。

すいじょうきばくはつ及び上記のフレイムストーン、ウィルオーウィスプに加え、ミラージュアタック！（後述）も使用。このときの分身もキラリりゅうせいぐん、でんげき、ほうでんげんしょうと威力は多少落ちるが多彩な技を使ってくる。
いずれもボタンガード不能、かつ高威力を誇る技ばかりで、回復手段を整えておかないと苦戦は必至。

上述のとおりすいじょうきばくはつ自体の威力はそこまで高くなく、例えばがんせきガラガラはすいじょうきばくはつの約2倍の威力を持つ。これら技の威力と敵の魔法攻撃力の関係はあまり知られていなかったりする。

ミラージュアタック！

ヤリドヴィッヒの、前述のすいじょうきばくはつに続くもう1つの必殺技。
同じ姿のまま2体に分身し、共同戦線を展開してくる。

2体とも同じ名前で、容姿にも一切の違いが見えないものの、この時分身には個別にHPが設けられており（分身のHPは500）、攻撃パターンや防御力も本体と比べると一律弱めなので、一発攻撃を当てればどちらが本体かはすぐに解ると思われる。或いは、なにかんがえてるのを発動しても可。メッセージから偽者がどちらかはすぐに解るだろう。
また、合体素材が半分となって戦闘力も落ちたのか、分身発生時は本体の攻撃パターンも少々弱体化するので本体がどちらかさえ解れば、分身を無視してひたすら本体を攻撃するといい。
（本体のHPが0になれば、分身のHPも同時に0となって戦闘が決着する）

後述する量産型ヤリドヴィッヒの場合は、ミラージュアタックが使用できない代わりに4体のツッツンに分裂する。
1体ごとの戦闘力もひ弱なので恐れるに足らないが、4体全て倒さないと元の形態に戻らない（＝倒せない）ので、オリジナルと比べると少々面倒な手順を踏む事になる。

りょうさんがた

武器世界に登場するヤリドヴィッヒの量産型。量産型なので、雑魚敵として大量に登場する。色はモノクロ。本家と違い、すいじょうきばくはつは使ってこないが、分裂したり、キラリりゅうせいぐんを使ってくる。相変わらず出世のことを考えているようである。

仕掛けを発動させる必要があるので、先に進む為には必ず1体は倒す必要がある。

ツッツン

ケンゾールにはヘイパー、ユミンパにはアーロンという部下がいるが、こいつにはツッツンという部下がいる。
しかし初めて目にすることができるのはカジオー戦第1ラウンド終了後である。

ちなみに敵としてのデータは残っているが、何らかの理由で没になった模様。

関連動画

関連項目

• マリオシリーズのキャラクター一覧
• すいじょうきばくはつ
• みんなのトラウマ
• 槍

スーパーマリオRPGのボス
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