SCP-118-KO 単語

バンニンノキュウセイシュ

1.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

KeterクラスSCPオブジェクトが大量に収容エリアを飛び出していく光景を見たくないのであれば、SCP-118-KOの収容に総を注がなければならないという事実を忘れないでください。


SCP-118-KO - SCP財団exitより,2022/09/19閲覧

SCP-118-KOとは、シェアード・ワールドSCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。

名は『만인의 구세주 (万人の救世主)』。

概要

SCP-118-KOは成分の不明な金属で構成された、大きさが10cmがついた円形の物体であり、半径1km以内に生命の危機(殺拉致監禁事故災害など[1])に陥った人物がいると、その人の頭上に移動し、その人を助けるためにあらゆる手段で危機を取り除く。

  • 脅威をもたらす人間動物に穏やかで幸せな感情を植え付ける精操作を行い、敵愾心を取り除いて撤退させる。
  • 災・交通事故の際は物理的に持ち上げて安全な場所に移動させる。
  • 守ろうとした人物が死にかけの場合その場にワープすることも。

SCP-118-KOは要注意団体マナによる慈善財団 (MCF)』が、危機的状況に陥った人を助けるために飛ばしたものであり、このオブジェクト自体は他者に危を加えることはない(むしろ危から守ってくれる)が、財団はこれをKeterとし、収容サイト情報すら隠匿するほど危険視している。これはハルプス博士の通告のとおりである。

SCP-118-KOは客観的な価値判断をせず、危険にするだけでそれがどんな人間であってもその危機的状況から救いだします。このことは、9歳の純子供であろうと数十人の人間を殺した殺人鬼であっても危機に陥りさえすれば無条件助けてしまうという意味です。

今これを財団に代入してみてください。世界の滅亡を遅らせるためにとても言葉で表現できない苦痛を受けている女性現実改変のために一生を眠ったままで過ごし棄が検討されている少女、それに加えてクソアベルの収容状態を危機的状況だと判断して収容違反させてしまう可性があります。財団内にはこのような苦痛を与えて絶望させることにより、世界を救うことができるSCPオブジェクトが数え切れないほど多いという事実を確認すればSCP-118-KOの危険性も十分理解できるはずです。

SCP-118-KO - SCP財団exitより,2022/05/29閲覧

しかしMCFといえば難民や困窮者を助けるボランティアのはずなのだが、他侵略したり民から食糧と富を吸い上げたりするような独裁者がこのSCP-118-KOによって救われる可性とかは考えなかったのだろうか。文字通り『万人の救世主』というのも考えものである。

関連コミュニティ・チャンネル

脚注

  1. *自殺・飢餓・病気には反応しない。
この記事を編集する

掲示板

掲示板に書き込みがありません。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/06/06(木) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2024/06/06(木) 20:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP