さんまのSUPERからくりTVとは、1996年から2014年にかけて日本のTBS系列で放送されていたテレビ番組である。
司会者は明石家さんま。
前身番組の「さんまのからくりTV」を含めると1992年から放送され、約22年間放送という長寿番組であった。
概要
元々30分番組であった「さんまのからくりTV」が1時間枠への拡大に伴って改題、30分時代は武田薬品の一社提供番組であったが1時間枠は最初の30分が武田薬品の提供で後の30分からは別のスポンサーの提供という変則的なスポンサー形態となっている。
番組の内容はVTRの出演者がこの後どういう発言をしたか、どういう行動をとるかをクイズとして出題する流れが主だが、さんまとスタッフの意向により間違った答えでも「ナイスボケ」「おしい」「バカ」としてポイントがもらえるシステムである。そのためかっとんだ回答を連発する出演者にさんまが呆れながらツッコミを入れるシーンも数多い(主に浅田美代子、西村知美、長嶋一茂らが原因)。一応、関根勤や渡辺正行など芸人的なボケ回答をする出演者もいる。
いわゆる名物素人が多数登場する番組でもあり、ボビー・オロゴンを始めとしてこの番組がきっかけで芸能界デビューを果たした人物もいる。
主なコーナー
ご長寿早押しクイズ
30分枠時代から続いた定番コーナー。単独記事があるので参照されたし。
からくりホームビデオクイズ
視聴者から募集したり海外から輸入されたりしたホームビデオを紹介・その中でクイズを出すコーナー。
視聴者からのビデオは放送されたり問題に採用されたりすると賞金が出る。
玉緒が行く
出演者の中村玉緒が様々な職業にチャレンジするコーナー。4年間で197もの職業に挑戦した。
サラリーマン早調べクイズ
新宿や新橋などで酔っ払いのサラリーマンを募集し、公衆電話を使ってクイズの回答を調べてもらう企画。
進行役の安住紳一郎の毎回酔っ払いのサラリーマンに絡まれる悪戦苦闘ぶりがある意味人気となり、TBSの人気アナウンサーへと上り詰める原点となった。このコーナーで安住はなぜかホモによく好かれる。
サラリーマンかくし芸コンテスト→からくりみんなの!かえうた
挑戦者が隠し芸を披露するコーナー。ほとんど替え歌を歌う挑戦者ばかりだったためか、後に替え歌のみを対象にした「からくりみんなの!かえうた」に改題。
このコーナーに登場した「演歌高校生」大江裕は後に北島ファミリーに入り演歌歌手デビューした。
関連動画
関連項目
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