ボケとは、「惚ける」「暈ける」が変化した単語である。本来の意味は「記憶能力が鈍ること」「頭の回転が悪くなること」
概要
ボケとは、本来は漢字表記で「惚け」「暈け」などと書き、「はっきりしないこと」を意味する。(例:ピントがぼける)
また、「頭が鈍る」意味もある。(例:高齢のためボケが始まった)
しかし、現在では微妙に使い分けがされるようになり、主に誹謗中傷の時に使われたりする。(例:このぼけ!)
さらには漫才用語で「ボケ・ぼけ」と言えば「ツッコミでない方」「面白い話題を言う方」「観客を笑わせる方」「突っ込まれる方」などの意味で使われる。
ちなみに「とぼける:惚ける」という単語もこの「暈け・惚け」が語源となって生まれた単語とされている。
近年では精神医学の発達から、いわゆる「天然ボケ」(演技ではないもの)と称される者には少なからず高機能広汎性発達障碍(ADHD、アスペルガー症候群など)を患っているという見方が広まりつつある。
写真やビデオの撮影でピントが合ってないことを「ピンぼけ」と言うが、メインの被写体以外の部分を意図的にピンぼけさせて美しく見せる手法、およびそのぼやけた部分も「ボケ」と呼ばれる。これは英単語としても輸出されており、bokeh として堂々と英語の辞典に載っている。
関連動画
関連項目
- 7
- 0pt