サイバー・エタニティ・ドラゴンとは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。
概要
サイバー・エタニティ・ドラゴン
融合・効果モンスター
星10/光属性/機械族/攻2800/守4000
「サイバー・ドラゴン」モンスター+機械族モンスター×2
(1):自分の墓地に機械族の融合モンスターが存在する場合、このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):融合召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「サイバー・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚する。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、自分フィールドの融合モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
2018年6月9日発売の「デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編3-」で登場した融合モンスター。
サイバー流を象徴する「サイバー・エンド・ドラゴン」と同じ融合素材3体による大型モンスターである。
こちらは融合素材指定が「サイバー・ドラゴン」モンスター+機械族モンスター2体とやや緩くなっており、サイドラ以外の機械族を活用しやすくなっている。
高攻撃力主義のサイバー・ドラゴン系統としては珍しく極めて高い守備力を持つ。
この守備力4000に下記する耐性が付与されることで、壁モンスターとしての性能は相当なものになる。
(1)の効果により、相手の効果への耐性がかなり高く、ステータスも合わせて単純な突破は至難の業。
しかし、あらかじめ機械族融合モンスターを墓地に用意しなければならない関係上、最序盤から活用するのは一工夫必要。
「簡易融合」で機械融合モンスターを特殊召喚したり、「サイバネティック・レボリューション」で融合モンスターを出すことで対応できる。
相手によっては「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」や「キメラテック・メガフリート・ドラゴン」も出しやすいので、これらをリンク素材などで墓地に送れば展開補助も兼ねて一石二鳥。
(2)の効果は、相手に墓地送りにされた場合に保険として「サイバー・ドラゴン」を特殊召喚できる。
除外されてなければどこからでも呼び出せるが、1体だけでは防御としては心もとないのも事実。
墓地にいる「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」を特殊召喚すればそれなりに攻撃を凌げるだろうが、基本はおまけ程度に考えておくべし。
(3)の効果は、自身を墓地から除外することで融合モンスターに(1)の効果と同等の耐性を付与するもの。
この耐性は前述通りかなり高く、特にこちらから攻撃を行うときに相手の妨害を受けにくくなるのはサイバー流にとっては嬉しい限り。
融合モンスターであれば種類を問わないので、このカードを墓地に落とす手段さえ用意できるのであれば(3)の効果のみを利用するのも手。
総じて守備的な効果を持ったモンスターであり、これまでのサイバー・ドラゴンにはなかった要素を補ってくれる。
効果にはやや癖があるものの、上手く使いこなせば融合サイバーのポテンシャルをさらに高めてくれることだろう。
イラストには「サイバー・ドラゴン」によく似たモンスターが描かれているが、その姿は神々しい光を放つ巨大なものになっている。
エタニティ(etarnity)とは「永遠」という意味の英単語で、終わりの名を冠する「サイバー・エンド・ドラゴン」とは正反対の意味を持つ。
このカードの攻撃力・守備力が「サイバー・エンド・ドラゴン」の攻守を逆転させたものであることから、あちらを強く意識しているモンスターといえるだろう。
また「サイバー・エンド・ドラゴン」の攻撃名が「エターナル・エヴォリューション・バースト」であり、「終わり(エンド)」であり「永遠(エターナル)」という相反する言葉を使用していた点から着想している可能性もあり得る。
関連項目
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