チーズケーキ(英: cheesecake, cheese cake)とは、フレッシュチーズをメインに使ったケーキである。
概要
クリスピーな土台(焼成した生地や、クラッシュしたクッキー、スポンジ等。無い場合もある)の上に卵とフレッシュチーズをたっぷり使用した生地を載せたケーキ。作り方によって主に3種類に分けられる。
- ベイクドチーズケーキ (baked cheesecake)
オーブンを使ってキツネ色になるまで焼き色をつけたチーズケーキで、独特の香ばしさとほどよい固さが特徴。焼き菓子ではあるが、常温で放置すると生地が融けてしまうので低温で保存するのが原則。また、より英語の発音に近い「ベイクト~」という場合もある。中世のポーランドで作られていたお茶菓子がベースであるとされており、現行のチーズケーキではもっとも伝統的なチーズケーキである。ベイクドは英語で「焼く」という意味。 - ニューヨークチーズケーキ(New York Style cheesecake)
湯煎焼きによりじっくりと時間をかけて焼き上げる。直接焼き上げるのではなく蒸しているためベイクドとは違いしっとりした生地になり、クリーミーで濃厚な味が特徴となる。元々はニューヨークに移住したユダヤ人が食べていたものがアレンジされて広まったという説がある。 - レアチーズケーキ (unbaked cheesecake)
クリームチーズ入り生地に生クリームやゼラチン等を混ぜて冷やし固めたもので、ケーキというよりデザート感覚。近年ではフルーツ等をふんだんに用いた様々な味付けやトッピングが存在し、他とは違った美味しさがある。実は1964に東京・赤坂のレストランで生まれた日本発祥のケーキである。なお焼き加減のレア(rare)は英語では基本ステーキ肉にしか使われることはなく、そもそもこのケーキ自体は焼かない。 - スフレチーズケーキ (Japanese cheesecake)
スフレのような可愛い外観とふわふわな食感が人気の高さの一つ。他のタイプと違って土台は使用しないことが多いが、薄くスライスしたスポンジを使用することもある。卵白をしっかりと泡立てメレンゲ状にしたものが入っているため、加熱によりふわふわに膨らむ。近年レアチーズケーキにかわって日本で流行したこともあり、チーズケーキといえばこれを思い浮かべる人も多いかもしれない。こちらも日本発祥のチーズケーキだがレアとは違い海外ではほぼ見かけない、海外フォーラム等では日本独自のケーキだと思われている模様。どちらかといえば蒸しパンに近い製法。スフレはフランス語で「ふくらんだ」とか「ふわふわ」を意味する。
関連動画
どう見てもチーズケーキです。本当にありがとうございました。
関連項目
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