フェイクスイーツとは、本物のお菓子に似せた手芸品である。スイーツデコとも呼ばれる。
概要
名前の通りスイーツの偽物であり、食べることはできない。言うまでもなく食べられたら単なるスイーツである。
材料は粘土、シリコンを使ったものから羊毛を使ったものがある。この記事では一般的にフェイクスイーツと呼ばれる主に粘土などを使ったものについて説明する。
食品サンプルと似ているようであるが、フェイクスイーツは本物に似せることと同じぐらい「いかに可愛く作るか」が重要視される傾向がある。大きめのフルーツ、ふんだんに盛られたクリーム、色とりどりのソース、可愛い形に整えられた生地など、可愛さへの追求が見られる。
最近では手芸店だけではなく、百均でも素材が販売されている。まずは楽しく作ってみてはどうだろうか。
材料
フェイクスイーツでは様々な材料が使われるが、代表的なものを以下に挙げる。
- 樹脂粘土・紙粘土
生地として使われる。
色がついた粘土を使う他に、塗料と混ぜる事で色を付ける手法がとられる。 - シリコン
クリームとして使われる。
製菓で使われる絞り袋のように絞り口がついたものが市販されている。 - 塗料
色つけに使われる。
塗るだけではなく、粘土に混ぜて生地に色を付ける、接着剤と混ぜてソースを再現する、ニスと混ぜてチョコレートを再現する、等々工夫次第で様々なものを再現するために使われる。
よく使われるのは水性の塗料 - 接着剤
パーツの固定に使われる。
一言に接着剤と言っても様々なものがある。
フェイクスイーツでは硬化後に透明になるものがよく使われる。
関連動画
紙粘土を使ったフェイクスイーツ。
羊毛フェルトを使ったフェイクスイーツ。
関連書籍
関連項目
外部リンク
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