日常的には用いられない。
登山道の行程の単位としても用いられる。10勺が1合。全行程の100分の1。
漢字として
勺
- Unicode
- U+52FA
- JIS X 0213
- 1-28-59
- 部首
- 勹部
- 画数
- 3画
- 意味
- ひしゃく、くみとる。また容量の単位。もともと小さな柄杓を表す字である。そこから容積の単位に用いられるようになった。〔孫子算経〕に「十撮を一勺と為し、十勺を一合と為し、・・」とある。
- 字形
- 柄杓の象形。〔説文解字・巻十四(段注本)〕に「枓(ト)なり。挹(く)み取る所以なり。象形。中に實有るなり」とある。斗、升も柄杓の象形である。
- 音訓
- 音読みはシャク(漢音)、訓読みも、しゃく。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。2010年に常用漢字表から削除され、人名用漢字表に追加された。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 〔説文解字〕では部首である。与が属する。
- 声符
- 勺を声符とする漢字に、仢、汋、妁、杓、旳、灼、礿、尥、䄪、約、酌、豹、釣、靮などがある。
- 語彙
- 勺飲・勺水
関連項目
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