合とは、以下のことを表す。
- 尺貫法の容量の単位。180ml。現在では米、酒を量るときくらいしか使用しない。升の10分の1。100合で別の意味を持つ。
- 天文学の用語。地球から見て二つの天体がほぼ同じ位置にあること。とくに太陽と同じ位置にあること
- 登山の行程の10分の1を表す単位
- 戦いの回数
漢字として
- 意味
- 合致する、(物と物が)合う、閉じる、蓋をする、合議する、意見が合う、規格に合う、応答する、相対する、はこ、という意味がある。また応・答と同じようにまさに~すべしというように使われる。〔説文解字〕には「口を合わせるなり」とある。
- 字形
- 〔説文〕は亼+口の会意とする。亼は衆という意。他に、箱に蓋をする象形とする説、単なる箱ではなく載書を入れた器に蓋をする象形とする説、答の本字とする説などがある。
- 音訓
- 音読みは、ゴウ、コウ、カツ、ガツ、訓読みは、あう、あわせる。名のりに、かい・はる・よし、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第1水準。
- 声符
- 合を声符とする字には、佮、姶、洽、恰、郃、荅、拾(シュウ、転音)、䢔、欱、㭘、𢂷、盒、給、答、蛤、跲、詥、頜、閤、鴿、鞈、䶀、龕などがある。
- 語彙
- 合意・合格・合議・合計・合作・合算・合唱・合掌・合図・合成・合体・合致・合同・合併・合弁・合戦・合理・合力・合流
元編集者の意図
合百 ←
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